【感想】ばらの森にいた頃

雲田はるこ / onBLUE
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
5
4
0
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0

ブクログレビュー

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  • 主観

    主観

    このレビューはネタバレを含みます

    だいすきな雲田先生の作品だけどちょっとなよなよそうな見た目で避けていた作品だけどすばらしかったぁぁぁ
    買ってよかった。

    まずばら森。
    設定が素晴らしい。
    私も陽がバンパネラになれば一生二人で居られるんじゃないかなと思ったけどそうはいかないのね…
    でも今度は陽が正宗を見つけて人間になる日を待ち続けるのね、それも素敵…

    正宗がちりになってバラが朽ち果てるシーンの絶望感たるや…ため息がでますな。

    二人は最後までやってはいないんだけど、
    ホント雲田先生が描く男性は妖艶でセクシィ…


    ヨシキとタクミのタクミの容姿がかわいすぎるー
    ギャップがすごい。

    足フェチのお話 かわいかった。

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    投稿日:2022.05.11

  • yukachang

    yukachang

    さすが雲田はるこ先生は短編でもしっかり世界観がたっている…どのお話も続きを読みたくなる重量感。
    特に最後のお話がフェチ感ましましで好き。

    投稿日:2020.03.27

  • 柚子胡椒

    柚子胡椒


    先日野ばらを読んでぎゅっと捕まれたので雲田さんのほかBLも読みたい!とワクワクしていたら見つけた。
    むちゃくちゃ久々のBL短編集だったそうで、良きタイミング。

    吸血鬼×青年
    海外俳優×おじさん俳優
    金髪ヤンキー×黒髪ヤンキー
    足フェチノンケ×したたか女体系後輩

    表題作の設定がとても好みだしストーリーは切ないけど哀しいまま終わらなくて、野ばら同様きゅーーっとした。
    生まれ変わっても生まれ変わっても見つけ出してくれる恋人、なんて甘いんだ…。

    雲田さんのBLはお話も楽しめて尚且つグロス感が少ないのにムラっとしてしまうエロさも楽しめる。
    出てくるキャラもカッコイイけど愛らしさもある。
    可愛いのではないのです。愛らしさが凄いのです。
    この本はとてもいい。
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    投稿日:2018.05.31

  • matsutake83

    matsutake83

    疲れたときに読みたい短編集。
    柔らかなタッチで描かれるそれぞれの想いがとてもいい。
    どの作品も面白くて外れがないです。

    個人的にはヤンキーカップルが可愛くて大好き。

    四の五の言わずに読んでくれ。

    投稿日:2018.02.25

  • 落葉

    落葉

    表題作が、美しくて切なくて素晴らしかった。
    タイトルが過去形になってることに気づいて余計に切なくなった。このふたりが末永く幸せでいられますように。
    あと、バラがすっごく美味しそうで食べてみたい。レタスみたいにシャキシャキ食べてて、生食でもいいしサラダにしたり、春巻きにしたり、炒めたり、つぼみを浅漬けにしたり……とにかく美味しそう。

    他作品も色んな作品がバラエティーに富んでてどれもとても素晴らしかった。
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    投稿日:2018.02.05

  • K

    K

    このレビューはネタバレを含みます

    ▼あらすじ
    雲田はるこ最新BL短篇集
    吸血鬼と少年。数百年ごしの恋。
    年をとらない吸血鬼×転生を繰り返す恋人

    [ばらの森にいた頃]
    食用ばら農家を営む吸血鬼の正宗(まさむね)は、人間の恋人・陽(ヨウ)と暮らしている。
    数百年前に恋人を亡くした不死の吸血鬼・正宗は長い時をずっと孤独に生きてきた。
    猫や虫や、植物に生まれ変わる恋人を見つけ出しても言葉は交わせぬまま、時は過ぎた。
    そして、はじめて人間の姿で転生したのが陽だった。
    年をとらない吸血鬼と、ただの人間。
    2人は数百年ぶりの蜜月を楽しむが、正宗には秘密があって――。

    [モンテカルロの雨]
    海外スター×おじさん俳優

    [ヨシキとタクミ]
    ライバル同士のヤンキー×ヤンキー

    [Be here to love me]
    ノンケ先輩×魔性の美脚後輩

    表題作を含む計4本を収録。

    ***

    作家さん買い。
    雲田はるこ先生、BL短編集を出すのは「野ばら」以来、何と7年ぶりなんだそうな。
    「野ばら」が出てからもうそんなに経ったのか…と感慨に耽ってしまったのは言うまでもなく(笑)

    表題作は吸血鬼のお話で、あまあまなお話かと思いきや切ない系のお話でちょっと吃驚。
    吸血鬼って人間を仲間にする事は出来ないのね…。
    後味は悪くないですが、何度生まれ変わったとしても片方が人間であり続ける限りいつまでも永遠に…って訳にはいかない事を考えると少し切ない。
    吸血鬼同士の恋なら何の問題もないのにね…。

    個人的には脚フェチのお話が一番良かったです。
    会社の先輩×後輩という組み合わせも良かったですし、受けが意外としたたかで攻めに対する執着心が強いのもツボでした。
    まさかあれが罠だったとはな〜(笑)
    最後はまんまと攻めを手に入れちゃって、二人ともめでたくラブラブに(笑)
    この二人のお話、もっと読みたかったですね。
    寧ろ丸々一冊このお話でもいいくらい…。
    ただ、元は「ダメBL」に掲載されていたお話らしいですが、正直、ダメ要素どこ?って思いました。(雲田先生自身、そう感じてるみたいですが笑)
    でも萌えられればOKなんでね。終わりよければ全て良し的な…(笑)

    待ってれば数年後にまた雲田はるこ先生の短編集が出るのかな?
    今はオンブルーさんの方で「新宿ラッキーホール」の続編が決まったみたいで、単行本になるのが既にもう待ち遠しいです。
    雲田先生の作品は総じてストーリー構成が上手く、どんなに短いお話でも薄っぺらさを感じる事がまず無いので、今回も安心して読む事が出来ました。
    雲田先生の作品や絵柄が好きならまず買って損はない作品だと思います。

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    投稿日:2017.12.01

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