【感想】アストロノーツは魔法を使う

このレビューはネタバレを含みます

宇宙の真空を満たしている特殊な物質を感知し操ることができる「宇宙魔法士」と呼ばれる職の訓練校を舞台にした内容．女しか使えないはずの能力を使えるレア男…というのは陳腐化しつつある設定だが，表向き無能の主人公が能力を得るきっかけというのが，エースの身命を犠牲にした救助に伴うもので，死後もエースが霊(?)として主人公のアドバイザーになるというのは，面白いと思った．キャラはそれほど多くないが，1巻の中で生い立ちなどがそれなりに深く語られている．ただ，戦闘については，視覚的なイメージがしづらく，何が起こっているのかいまいち分からないというのが正直な感想だった．あと，ルビのふり方が変(「初」とか「零」には毎度振られているのに，技名のカタカナ読みは初出しか振られてない)だと思った．

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