【感想】なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?

おおたとしまさ / 祥伝社新書
(29件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ぴろぴろ

    ぴろぴろ

    「普通児の80%は秀才になる可能性をもっている。しかし、子供たちを秀才にするのをはばんでいるのは、多くの場合他ならぬ母親たちである。」が印象に残っている言葉。
    公文は親の関わりがとても大事。
    保護者が子供の学習内容に関心をもち、一緒に学んでいくような気持ちがあると子供も楽しく学習でき伸びる可能性がある。

    子供を3歳から公文式に通わせているが、いかに学習習慣をつけさせるのが大事か改めて感じた。
    毎日プリントの鬼だが粘り強く、続けたい。
    親は大変だけれども‥
    毎日30分の勉強時間を確保する。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.27

  • ちゃんみー

    ちゃんみー

    タイトルの理由というよりは、公文がいかにしてこんなに名だたるものになったかの説明。他とどう差別化して考えるか、公文をいかに自分のよきツールとして使えるかどうか。子供を公文に行かせようと考えてる人や、公文が子供に上手く機能しているのか悩んでいる人にぜひ読んで欲しい続きを読む

    投稿日:2023.12.15

  • ぴよ

    ぴよ

    公文はコツコツやり続けるグリッド力を高める選択肢の一つで、それが他のことでも良く、好きでやらなければ意味がなく、嫌々やっている子は自分の好きなことに思い切りうちこんだ方が良いと思った。

    投稿日:2023.11.12

  • P

    このレビューはネタバレを含みます

    タイトルは、『なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?』というキャッチーなものだが、『公文式とは何か?』というような内容だった。公文式の教材内容や指導方法にとどまらず、公文式の組織や歴史、そして創始者の公文公さんについても掘り下げている。元公文式OGとしても改めて公文を捉えなおすきっかけになった。この本は、公文を客観的に見る機会がないまま体に染みつかせてしまった、元OB・OGにこそオススメ。妄信せず、使いこなす、くらいの距離感がよさそう(それは他の習い事も一緒だが…)。

    以下、面白いな、と思った内容。
    ・公文は、あくまでも高校数学の学習を容易にするためのプログラムであり、高校数学までのすべてをカバーすることが目的ではない。文章題や図形問題をあえて削いだのは、創始者の方針であり、過去に組み込んだら自学自習スタイルが崩れたという経緯もあるらしい(その失敗談はもう少し掘り下げてほしかった…)。
    ・公文国際学園一期生に、中一の時点で高校数学が解ける生徒100人を集めたものの、東大合格は6人のみ。学校のカリキュラムに組み込まれる途端、自学自習は強制になり、精彩を欠くように。
    ・進度一覧表は競技記録のようなもの。
    ・スモールステップが合わない子もいる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.10.19

  • SUN

    SUN

    公文を始めるか迷っていたので読みました。
    公文を絶賛する内容ではなく、創立や運営方法等歴史的な背景も絡めて書かれていて、中々マニアックです。
    良かった点は、学研教室等の類似の教室との違いについても踏み込まれていたので検討材料になりました。
    ただ、どんどん教育界も進化していて、今なら計算力だけにフォーカスするなら他の通信教材やアプリという選択肢もあるので、本書の内容と少し逸れますが、公文でしか身につかない力なのか、他で代用可能なのかなど、東大生までいかなくても、中学受験を終えて私立の中高に通う生徒等、更に若い世代の体験談を踏まえた内容を期待したいです。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.14

  • chariots0

    chariots0

    3歳から14歳頃まで通っていた公文式。
    (自分で言うのもなんですが、結構な進度上位者でした)
    懐かしさもあり、この本を見た時に思わず手に取ってしまった。
    「公文式は基礎をやらずに基本をやらせる学習法」
    この言葉をはじめとして、公文経験者であれば「なるほど」「痛いところついてくるな…」と思わず声が出てしまうような分析がされているなと感じた。
    また、公文式は完璧なものではないという前提のもとで、下記3点をデメリットとして上げていた。
    ① 理解を深める楽しさを奪う
    ② 完璧主義
    ③ 便利な道具に頼ってしまう
    この中で特に①と②に関しては、今の自分とも重なる部分があるなと感じた。
    自身の性格の形成に公文式も大きく関わっていたのではないかと、30半ばにして気付くことになるとは思いもしなかった。
    最近、自身の子供にも公文式をやらせようかと迷っていた。
    公文式は完璧ではない。ある意味”劇薬”のようなものだということも念頭に置きつつ、うまく活用して子供の学習に役立てていきたい。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.13

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