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高杉良 / 文春文庫 (6件のレビュー)
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ダイちゃん
中山素平は財界鞍馬天狗と言われた異色の経営者。権力に媚びず、叙勲や褒章を拒み、自伝の類いも残さなかったそうです。地位や名声にしがみつく経営者が多い中で、中山さんのようなリーダーが社会を先導して欲しいと…思います。 続きを読む
投稿日:2021.05.22
toshi1231
財界鞍馬天狗といわれ、戦後日本の政官財界に大きな影響力を発揮した中山素平の物語。 中山氏が日本開発銀行の経営の第一線を退いてから手掛けた案件は、NTT分割、国鉄分割、ディズニーランド開園、国際大学設立…と、戦後日本の大きな案件ばかり。まさにフィクサーというところでカッコいいのだが、あまりにも一般サラリーマンの世界とは異なりすぎて、その生き方に共感するというところまではいかなかった。 多くの国民が中流意識を持ち、終身雇用のもと、大いに会社、経済を発展させたのが日本の強さであり、それをベースに社会設計をすべきだった。しかし、途中で日本は間違えてしまったという中山氏の意見には、今となってみればなるほどなと、思うところはあり。続きを読む
投稿日:2019.08.03
DRM
もし興銀が、バブルに踊らず、3行統合という選択をせず今も生き残っていたとしたら、どういう銀行であろうか。 バブル崩壊後、興銀の優秀な人材は外資に引き抜かれた。もちろん、興銀→みずほで今も活躍する優秀な…行員は多いが、人材流出が興銀の凋落に拍車をかけ、3行統合に追い込まれたのではないか。 著作としては、色々な話が織り込まれすぎている感があり、すこし読みづらかった。続きを読む
投稿日:2017.12.18
maoryu
財界鞍馬天狗と呼ばれた中山素平さんの関わられた案件を、私の大好きな企業小説家である高杉良氏が、軽妙なタッチで描いた作品。とても気楽に読破することができました!
投稿日:2017.05.05
文藝春秋公式
【田中角栄が最も怖れた、最後の財界人】「財界の鞍馬天狗」の異名をとり、戦後の日本経済の屋台骨を支えた財界人。彼の行動は企業を超えて国を支えた。著者渾身の実録小説。
投稿日:2017.03.17
nyankoteacher
前後の脈絡なく、コラージュ風の分厚い一編。バンクトップの肚の据わり方、交渉術、本音を韜晦する話術など、偉い人の素質というのがわかるような気がする。
投稿日:2017.03.16
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