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オカヤイヅミ / 文藝春秋 (16件のレビュー)
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浅利
いやー面白いですわ。 人間性出る、な。 印象的やったんが、 ◎朝井リョウの五右衛門のスパゲッティー 罪悪感の固まりみたいな食べ物を、もう死ぬんやったらいっか的なノリで食べる って考え、面白いなー。 …ひねくれてんなーって思った(笑) 食べる行為にイライラをぶつけやすいタイプのメニュー、うん、なんとなくわかる(笑) ◎桜庭一樹の白米 カレーもいいなと思ったけど、よりシンプルに白米。 アメリカの死刑囚の話で、 出てきたパスタが指定したブランドのと違うと怒ったまま死刑になった人がいて、 そういうもやもやを抱えるぐらいなら、特別なものよりもいつも食べているようなものがいいかなとの事。 ほぉ、そんな考え方もあるのか。 でも白米はさすがに味気なくないか。 せめて塩おにぎりとか。 私が死ぬ前に食べたいのは今は一択かな。 大好きなあそこのカレー屋のあのカレー。 で、死ぬシチュエーションは、もういきなり一人でなんの前触れもなく死にたい。 死ぬ準備はしたくないし、不安に呑み込まれそうなのも嫌やから、苦しまずに即死したい(笑)続きを読む
投稿日:2023.05.30
かおり
死ぬのが怖い(まぁ誰でもそうですけど)オカヤさんが、死ぬ前に食べたい食べ物のことをいろんな作家さんにに聞いて回るおはなし。インタビュー実録漫画。 『人生の最後になにたべたい?』はきっと誰もが話のネタ…にした事があるド定番の質問なんだけど、聞く方も聞かれる方も作家だと、こんな風に面白い話になるんだなー。 個人的には山崎ナオコーラさん、朝井リョウさん、辛酸なめ子さんの回が特に好きでした。 興味深かったのは、この質問に対して、『自身の人生の最期=地球滅亡』とイメージした人が結構多かったこと。それと連動してか、最期の時に友達と大勢でいる事をイメージした人も多かったこと。 自分では思いつかなかったイメージだったので驚きました。 確かにどんな死に方を想定するかで最後の食べ物は変わるかも⁈ 読みながら私もシチュエーション別の『最後の晩餐』をあれこれ考えましたが、未だベストアンサーが見つかりません。 続きを読む
投稿日:2020.04.15
晴記
人生最後に何を食べるかという問いは、昔の夜のニュース番組でもコーナー化されていていろいろな人が答えていて興味深い話も多かった。 インタビューというには漫画家さんの主観も多くてまとまりがなく、タイトルも…内容と合ってないように思えた。でもだらーっと一気にストレスなく読めたのは絵の線の柔らかさが心地よかったからかもしれない。続きを読む
投稿日:2020.01.11
sac416
「死ぬとわかったら最後に何食べる?」という内容なんですが、 絵柄のせいか、暗い(笑) 著者が死ぬのが怖いからいろんな人に話を聞いてみるという体も共感できなかった。 いろんな著名人のいろんな解釈は…楽しめるかなと思います。続きを読む
投稿日:2019.05.11
stkmdf
このレビューはネタバレを含みます
読後感がとても良かった… 死生感ってものを普段意識しない人間なんだけど、考えさせられました。 死後の世界とか、考えたくもないんだけどね。 色んな方の最後の晩餐を聞いてて思ったのは、信念、一貫性がある人強いな、格好いいなって。 自分が流され人間なもんだから、無い物ねだりでそういう人に憧れちゃう部分あるもんな。 とってもオススメです。
投稿日:2018.10.27
ブルーバード
死への恐怖を和らげるよりは、食にまつわる作家へのインタビューがメイン。 とりあえずは、まだ行ったことのない五右衛門に行きたくなった。
投稿日:2018.07.24
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