【感想】カロリーゼロにだまされるな

大西睦子 / ダイヤモンド社
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
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ブクログレビュー

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  • kbd4536

    kbd4536

    《感想》
    減酒・禁酒のためにノンアルコールのカクテルを飲むようにしたが、今度はノンアルコール飲料に含まれる人工甘味料が気になり出したので本書を手にとってみた。ブクログやAmazonでも評価が微妙だったので不安があったが、案の定他の人のレビューはある程度当たっていたように思う。人工甘味料の悪い点を列挙するのは個人的には問題ない(バイアスを分かった上で読めばよいので)が、後半部分の「お薦めできない」と「選択すべきもの」の基準が分からない。「お薦めできない」の根拠にあてはまる商品が「選択すべきもの」に入っていたりするので端的に言って意味不明である。図表も情報量が多く見にくかったり、糖尿病の分類は既知として書かれていたりと読者に不親切。つまるところ著者も編集者もそれほど真剣にやっていないのではないか。とは言え「人工甘味料、本当に大丈夫?」と疑うきっかけを与えていることは間違いない。

    《メモ》
    ①人工甘味料は食欲を増進させたり太りやすい体質にする。
    ②食品の安全性は100年程度の影響を見ないと分からないが、人工甘味料の歴史は浅く年代・国によっても評価が全く違うということがある。
    ③一部の人工甘味料は神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン等)を減らす働きがある。
    ④人工甘味料には依存性がある。
    ⑤コカ・コーラの由来は「コカインの葉とコーラの実(当時の原料)」。法律で禁止されるまでコカ・コーラには微量のコカインが入っていた。
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    投稿日:2023.03.24

  • naokosp

    naokosp

    実際の商品を並べて比較して、おすすめできるかやめておいたほうがいいかを提案するなど
    わかりやすくて生活に生かしやすい本。
    アスパルテーム、スクラロース、
    名称がいろいろあって覚えきれないから、徐々に頭にいれて家族の健康を守りたいと思う。まずは人工甘味料を排除するあたりから。甘いものって危険だけど、どうしても食べたいときがあるんだけどね…せめてきび砂糖で。
    以下メモ

    異性化糖…コーンシロップ 砂糖より安く、(遺伝子組み換えの)コーンなどのデンプンを酵素処理してできる。果糖ブドウ糖(果糖50%以上90%未満)、ブドウ糖果糖(果糖50%未満)。
    ブドウ糖の摂取後は満腹感が得られるけれど、果糖では得られにくい。さらに、果物などの果糖は食物繊維の作用でゆっくり吸収されるが異性化糖はそうではない。

    ラットの研究で、アセスルファムKを注入するとインスリン分泌が増えることがわかっている。
    ヒトでも、スクラロースを飲んだ時の方が水を飲んだ時より血糖値のピークが20%高くなる
    人工甘味料は、グルカゴン様ペプチド(インスリンの分泌を促進)を促す。インスリンが過剰に分泌して、疲弊してしまう
    人工甘味料は味覚を狂わせる。コカイン以上の依存性もある。抑うつ症状も
    現在、日本とアメリカで認可されている人工甘味料は「サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、ネオテーム」
    サッカリンは発がん性が明確には認められていない。一番多くの研究がなされた、古い人口甘味料。
    アスパルテームとアセスルファムKを組み合わせると自然な甘さが出る。アスパルテームは知能低下や発がん性の疑いがある。
    スクラロースは砂糖の600倍の甘さで、塩素が存在し危険。熱に強く、自然な甘さ。一日の許容摂取量は15mg/kg。新しい人工甘味料。体内で消化・吸収されない。これまでの研究では発がん性、生殖系へのりすくはない。ただし多くが動物実験で、人体への長期的な研究はまだない。
    アセスルファムカリウムは砂糖の200倍、水に溶けやすく熱に安定。発がん性の塩化メチレンを含む。
    ネオテームは砂糖の7000から13000倍!モンサント社が申請。3-3ジメチルブチルアルデヒドを含む。最も有害な化学物質リストにのっている
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    投稿日:2016.05.18

  • ヒロ

    ヒロ

    カロリーゼロという表示があるからといって、まったくカロリーが無いわけではありません。
    食品100g(あるいは飲料100ml)あたり5kcal以下であればカロリーゼロと表示してよいことになっています。
    だから350mlのカロリーオフの発泡酒であれば、1本につき32.5kcalのカロリーがあってもよいわけです。
    ローカロリーとかライトとか言う場合は、これよりもカロリーが多くなります。
    食品100gあたり40kcal以下、飲料100mlあたり20kcal以下であれば表示してもよいことになっています。
    調子にのって食べすぎたり、飲みすぎたりすると結局肥ることになります。

    http://ameblo.jp/nancli/entry-11999639554.html
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    投稿日:2015.03.11

  • touxia

    touxia

    いまどきの 糖質制限食品 に対して
    甘味成分について 検討している。

    表示のゼロは 実は ゼロでない と言う指摘が
    確かにそうだね。
    やはり、ゼロならば ゼロにすればいいというのは
    学問的であり、商業的には 違うのかもしれない。
    たぶん、そうなったのは 
    アメリカスタンダードのグローバル化だとおもう。

    非肥満で糖尿病になることがあるのは、あたりまえだが。
    人工甘味料で インシュリンが出たりするというのも
    基礎的なインシュリンと対策的インシュリンのふたつがあるので
    それも、当然のような気がする。
    人工甘味料に 味覚が狂わされると言ってもねぇ、
    ニンゲンって、そんなに確かな味覚をもっていないのだよ。
    甘味が コカイン以上の依存性があるのは わかってて、
    フードトラップしているのだから、当然だよね。

    ふーむ。
    なぜか、それほど、新しいことを言っていない。

    サッカリン、アステルパーム、スクラロース
    アセスルファムカリウム、ネオテーム。
    高フルクトース コーンシロップ。
    これが 大きく伸びているのは スゴイね。
    アメリカの穀物戦略 トウモロコシ食文化の創造
    があるね。

    よく、データを整理してある。
    これは、大変よくがんばりました。
    と言ってやりたいのですが。
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    投稿日:2015.03.09

  • ゆぅあ

    ゆぅあ

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    投稿日:2015.01.06

  • mishuranman

    mishuranman

    甘味依存はありそうだし、あるいは色々あるかもしれないが、何か書き方が肌に合わない感じがある。この感覚がわかるといいのだが

    投稿日:2014.11.17

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