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河野裕 / 角川文庫 (13件のレビュー)
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あっぷるてぃー
誰かひとりが命を投げ出せば世界を救えるとして、そのひとりが死んでしまう必要なんて、なにもない。怖ければ逃げ出せばいい。(217ページ) . 特別な力を否定して。 悲しみを受け入れて。苦しみに耐えて。で…きないことは、できないと割り切って。限られたものから最良を探すのが、頭の良い方法なのかもしれないけれど。理性的で、優秀な人間のやり方なのかもしれないけれど。 でも、本当に悲しいとき、それを受け入れるのが正解なのか。 全部、諦めろというのが、正義なのか。 たとえば能力で救われた人に、やっぱり間違いだったから、もう一度苦しめというのが正しいのか。 (248ページ)続きを読む
投稿日:2023.01.26
ちこ(´・ω・)
記憶が書き換えられる。 使い方次第で強力な能力に分類されそうだが、誰一人警戒していなかったのか。 布石を打つことには成功しているが、これを上手く利用出来るかは唯一全てを知る者次第だな。
投稿日:2022.12.31
SYC
このレビューはネタバレを含みます
能力があるから、生まれる幸せと犠牲があって、 能力がなければ、守られた幸せと守られなかった犠牲がある。 その選択が良いのか悪いのかなんて、立場によって違うんだなと、、、 咲良田という能力のある町の物語を通じて、哲学を学んでいる感じ。
投稿日:2021.04.12
Bookrium
サクラダから能力を無くそうとする管理局員と、それを阻止しようとするケイ。 それぞれの理由はどちらも理解できるものであり、最後に河野氏がどちらを選択するのかが気になります。
投稿日:2020.05.31
konnok
河野裕の少年と少女と、を読みました。 咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの6冊目でした。 咲良田にだけ存在する超能力を全て消し去り、咲良田を普通の街にしようとする浦地の策略は成功したかに思えた…のですが、記憶を保持する浅井ケイの能力だけは消されずに残ります。 そして浅井ケイは最後の反撃に出るのでした。 春﨑美空のキャラクターがペルソナ3に登場するアイギスと同じように感じるのが面白いと思いました。続きを読む
投稿日:2019.09.23
おにけん
2018/4 13冊目(通算65冊目)。浦地の企みにより咲良田中の能力の消失が行われ、春埼もケイと知り合う前の記憶を消去されてしまう。相麻菫の本当の目的がこの巻で明かされるが、未来を変えないために既に起こっていることを変えない様に実際に行動するというのはとてもつらいことではないか。そういった意味では非常に切ないなと読んでいて思う。相麻菫が残したわずかな希望を元に、ケイは春埼の記憶を取り戻す事ができるのか?。最終巻、じっくりと読んでいきたいと思う。
投稿日:2018.04.24
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