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高野りょーすけ / KADOKAWA (3件のレビュー)
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horinagaumezo
東大に入学したものの留年した迷える(?)東大生が、勉強以外の自らの取り柄や特徴を模索して、「自分の1日を50円で売って、なんでもさせていただきます」という募集を出し、その依頼により出会った人々とのやり…とりから著者が考えたことを記したルポ的エッセイ。 この試み自体は非常に面白いと思ったし、発達障害の子供との数学談義、ニューハーフとのデート、キャバクラ体験、醜悪な便器の掃除など、個々のエピソードも相応に面白かったが、全体的にちょっと薄っぺらく、深みがない印象。また、実際はそうではないかもしれないが、迷える東大生を装っているような著者のあざとさも感じてしまった。続きを読む
投稿日:2019.09.01
ヒギリ
タイトル通り東大に籍を置く青年が50円で一日を買ってもらった様子を書いたエッセイ。 最初の、数学的な才能に恵まれた発達障害の子の話をその母親である「なないお」さんのブログで読んでいて、そこから本書の出…版を知った。 なんか思ってたのと違う。 自分で活動を立ち上げちゃう系の賢くてやる気に満ちた若者の活動記録だと勝手に想像してた。 実はそうじゃなくて、受験勉強が得意な以外に特徴がない(と自分を評価している)迷える若者の自分探し日記だった。 著者は暗記が得意なだけで頭がいいわけじゃないと自分を説明する。 実際、考えるのは得意ではなさそう。 というか思考の訓練を積む機会がないまま育ってきたのかも。 日本の高等教育がんばれ… 真面目なんだろうと思う。悪い人じゃない。普通の人。 自分を普通(ノーマル)だと信じて疑わず読者も自分と同じくらい普通だと思い込んでいて、普通をふりかざせるくらい(あるいはそれに気づかないくらい)「普通」の人なんだと思う。 自分を「普通」の立場においたまま相手を眺めているから、どこまでも傍観者で他人事で表面的で薄っぺらい。 だから面白い人とあって面白い話をきいても広がりがない。 それでいて自意識は過剰な思春期と青年期のあわいをただよっている。 おずおずと嗤われにいくような自虐ジョークが痛々しくて笑えない。 未知のジャンルの人に対する姿勢はナチュラルに失礼。 表面だけをみてわかったと言っちゃえる感性は、一日体験をしただけで○○がよくわかったと感想文を書く小学生のよう。 セクシャルマイノリティのリップサービスを真に受けてネタにする図々しさや、やれたかも委員会のネタはふつうにきもちわるかった。 わるい人ではないんだろうけど、あまりにも子供っぽくて好きになれない。続きを読む
投稿日:2017.06.11
ucchi-1
ほんのほんの一つまみの東大生しか存じ上げないが、りょーすけさんとホリエモンは、両極端なような紙一重なような気がする。
投稿日:2017.03.03
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