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惣領冬実, 塚田有那 / 講談社 (10件のレビュー)
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imaht2
惣領冬実 さんの「チェーザレ破壊の創造者 」と「マリー・アントワネット」。どちらも情報量の多さと華麗な作画に圧倒される。それはこんなにも綿密で丁寧な情報収集の賜物だったのか…。マンガという形で、この賜…物を受け取れることに感謝! 続きを読む
投稿日:2023.11.05
sakiyume
綿密な調査で積み上げられたマリー・アントワネットを描いた漫画の方の裏話。文献やベルサイユ宮殿そのものからわかる事実や、どのように調査をしたか、想像したかが作者の惣領先生により語られています。 それ以外…にも、惣領先生の制作に対する真摯なスタンスがわかります。萩原先生との対談は違いが際立って面白いです。続きを読む
投稿日:2019.04.18
moonpearl
これまでマリー・アントワネットについてのイメージの元になっていた、シュテファン・ツヴァイクの伝記「マリー・アントワネット」等はドラマチックなストーリーで、多くの小説、映画、漫画などのベースになってきた…そうですが、近年の研究によれば必ずしも正確でない資料、当時のゴシップ紙の情報などを元にした部分が混じっているのだそう。続きを読む
投稿日:2017.06.16
ヨル
ヴェルサイユ宮殿のバックアップをうけて惣領冬実が描いたコミック『マリー・アントワネット』の舞台裏。総領さんのリアルさへのこだわりがすごい。私は『チェーザレ』を愛読していた。なぜ連載が中断されたのか、今…後の連載がどうなるのか。結構なページ数で説明がなされていて大変興味深かった。続きを読む
投稿日:2017.04.08
虹風 憂璃
このレビューはネタバレを含みます
新たなマリー・アントワネット像を描いた惣領冬実の『マリー・アントワネット』の制作秘話。 私としては、あの『マリー・アントワネット』は天地がひっくり返るくらいの新解釈だったので、どのようにしてそこにたどり着いたのかが分かって興味深かった。 萩尾望都と惣領冬実の対談を読んで、『王妃マルゴ』も読んでみたくなった。 また、私の専門の19世紀末の“切り裂きジャック”でも、タブロイド文化の隆盛が事件に大きな影響を与えている。 それ以前の世界では、記録として残されている歴史は全て“勝者の歴史”だったものが、勝者でも敗者でもない第三者から見た歴史が、ここまで後世の人々の歴史観を左右するという事実が印象的だった。
投稿日:2017.02.04
はまだかよこ
惣領冬美さん「テェーザレ」読んで なんて史実に迫る人だろうって思ってた 是非とも「マリーアントワネット」も読んでみたいな 私たちは「ベルばら」に胸ときめかせた世代だけれど 正に歴史の渦に投げ込まれたマ…リーアントワネット 最後はどんな境地だったのだろうか ≪ 漫画家も 過酷な仕事 描き続け ≫続きを読む
投稿日:2017.01.24
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