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齋藤孝 / 草思社 (4件のレビュー)
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「前作『声に出して読みたい日本語』は暗誦・朗誦の大切さを身体論の視点からあらためて主張し、多くの読者の共感を呼んだ。今回ふたたび歌舞伎、口上、落語から古典、漢詩、近代詩まで前回、収載できなかった名文名…句、リクエストの多かった作品などを含めて、読み上げて心地よい文章、含蓄の深い言葉などをさらに広い領域から集めて贈る。著者による簡潔で機知に富んだ解説が面白い決定版テキスト第二巻。」 目次 1 腹から声を出す 2 あこがれに浮き立つ 3 リズム・テンポに乗る 4 しみじみ味わう 5 季節・情景を肌で感じる 6 芯が通る・腰肚を据える 7 身体に覚え込ませる・座右の銘 8 物語の世界に浸る 9 肝を冷やす 著者等紹介 斎藤孝[サイトウタカシ] 1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程をへて、現在明治大学文学部助教授。専攻は教育学、身体論。『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)など。前作『声に出して読みたい日本語』がベストセラーとなり、以後『三色ボールペンで読む日本語』『理想の国語教科書』『人間劇場』などを次々に刊行して教育問題に新鮮な問題提起を行っている続きを読む
投稿日:2024.01.19
unknown
大切な人の遺した本だったので引き取りました。このことと関係なく1はすでに全部声に出していたので2があるなら丁度いいということでやっていますが毎日楽しいです。 世代ではないので寅さんを知らずこんなセリフ…あるんだ!と思うものも多いです。 教科書掲載の名作を集めましたというものではなく、落語やわらべうた、数数え唄も時々入っているのでジャンルの偏りが無く続けやすいです。続きを読む
投稿日:2023.04.22
Sleeper0215
驚き桃の木山椒の木 あたりき車力よ車曳き 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨 嘘を築地の御門跡 恐れ入谷の鬼子母神 おっと合点承知之助 その手は桑名の焼蛤 何か用か九日十日 何がなんきん唐茄子かぼちゃ 口に出しての…会話だから成り立つこのリズム感 こういうのを「付けたし言葉」と言うようです。 一見無駄だけど、会話に弾みがつきますね。 まったく、結構毛だらけ猫灰だらけ、です。続きを読む
投稿日:2012.05.17
メリ
翻訳物が載りだした2巻。「翻訳物が声に出したい日本語?」と思う向きもあるかもしれませんが、今のようなただ意味が通れば良いって翻訳じゃなくて、翻訳することで日本の文学に練り直してたような翻訳というか超訳…というか意訳というか。それはそれで良い。 「私の耳は貝のから 海の響をなつかしむ」 こんなの素晴らしいじゃないですか。意味が通るからって日本語のリズムを無視してれば、安っぽい翻訳だなぁって思っちゃいますしね。続きを読む
投稿日:2011.02.13
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