【感想】一華後宮料理帖 第二品

三川みり, 凪かすみ / 角川ビーンズ文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • goya626

    goya626

    4人の姫妃が王の横に並ぶ式典が近づいてきた。誰が皇帝のすぐ横に並ぶかで争いが起きそうなのだ。和の国から来た料理が得意な理美と食学博士の朱西は、毎晩4人に料理を出すことになる。4人のことをよく知って、それに合った料理を出そうと奮闘する理美。しかし、式典に必要な蓮花散華宝玉が盗まれてしまい、理美に疑いがかかる。この後の解決のところが感動的だ。理美のおかげで、だれもが事情を抱えていることを知った4紀妃たちが、互いに手を取り合うのだ。若き皇帝の式典での序列の問題の解決法もいい。普通は醜い争いが常態の紀妃たちを、皇帝を支える臣下としてしまうのだ。これも、理美の働きがすべての根源だ。こういうのはいい。続きを読む

    投稿日:2022.01.16

  • きぼりねこ

    きぼりねこ

    今回もきれいに収まった。
    前巻では料理帖と言いつつやや料理のインパクトが弱かったが、今回は理美の持ち味が生かされてとても良かった。
    新たに出てきた四夫人の面々も、個性や背景は様々だけど皆憎めない人たちでストレスなく読めた。

    ミステリ要素もあるがメインは人間の成長で、今回一番成長したのは皇帝かな。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.08

  • kutukutu

    kutukutu

    軽く読めてすっきりなラスト。はじめましての作家さんだったけど、たくさん書いてるようなので別シリーズも読みたい。

    投稿日:2018.02.12

  • 【静】

    【静】

    1巻では、それほど皇帝は理美を気に入っている風でもなかったと思うのだけれど、日々理美が珠ちゃんを見せに参上している間に惹かれるようになった?まあ結局最終的には理美は朱西と落ち着くのだろうけど、きっとそこに至るまで皇后になるならないで一悶着はありそう。その際、今のところ仲良しさんなのに四夫人はどうするんだろ?続きを読む

    投稿日:2016.11.07

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