【感想】日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら咲く季節の味

つるみ犬丸 / メディアワークス文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • こっふ

    こっふ

    あっという間に怒涛の展開。2人がどうこうなる気配が全く無かったところから、あれ、結局そうなっちゃうの、と終わりまで。
    1巻の段階では、楓さんに全くその気が見られないから、単なる仕事仲間で終わる未来もあるか?と思ってたのに。
    やっぱりそうなっちゃうんですね。そして若いなあ。
    言うて楓さんも30だし、冴蔵ちゃんに至っては25?
    数字だけ見れば適齢だとしても、自分の年齢と比較するとズシッとくるものがある。若いですね。
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    投稿日:2023.10.09

  • ますたぁ

    ますたぁ

    シリーズ2作目で最終巻?

    今回もメインのエピソードが4つ

    ・中途半端な知識の偏見があるお客さん
    ・冴蔵の元カノ登場
    ・酒蔵の跡取り仲間の苦悩
    ・近所で開店した日本酒BARの競合店とのあれこれ
    そして冴蔵と楓さんのその後


    本醸造に偏見を持ってる人って結構な数いるんじゃなかろうか?
    もやしもんでも語られていたけど、三増酒とか「水増し」のイメージが根強く残っているんだよね
    大吟醸や吟醸酒だって醸造アルコールを添加してるのもあるんだし、一概に悪いものではないんだけどね

    獺祭の会社でも、加水後に撹拌してなかったからという理由で回収したことがあって
    「そんな有名な会社でも水増ししてるの?」とか頓珍漢な意見があったよね
    作中でも語られているように、品質の調整の意味合いが強いのになぁ

    逆に、純米酒であまり美味しくないやつってあったりするんだろうか?
    日本酒好きだけど、あんまり飲まないのでわかんないなぁ



    グルメサイトの評価
    現在有名なやつは、レビューの純粋な平均値ではないので、個人ユーザによる操作はしにくくなってるけど
    逆に会社の意向によって恣意的に評価が歪められている懸念もあるんだよなー
    広告費を払わないと評価値が頭打ちとかさ

    それでも、新規のお客さんへの影響は結構大きいんだろうなぁと思ってしまう
    作中のように地域密着型で実際の店舗を利用した広告戦略というのも、お店の対象層のコンセプトと合っているのであれば有効かもしれない



    冴蔵と楓さんのその後について
    このあれこれだけでもう一冊書けそうな気がするけど、この物語の主題はそこではないということ?
    そんな話もちょっと読んでみたかったと思うとちょっと残念

    しかしまぁ、めぞん一刻の響子さんのセリフで涙した事があるが故に、この本でもかなり心に響く
    今の所パートナーがいるわけではないけど、健康には気をつけようと思ってしまうね
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    投稿日:2021.07.16

  • 幽紀

    幽紀

    このレビューはネタバレを含みます

    四季シリーズ2弾
    というよりは、最終巻だろうか。
    今回は近辺にライバル店ができたり、冴蔵の元カノが現れたりとなかなかの波乱尽くし。
    冴蔵と楓さんと常連や二人関わってきた人々との絆が肝心となる熱い展開がよかった。
    楓さんとあの人とのやりとりを見て、改めて『冴蔵ちゃん』が愛されているんだなと思ったし、仕事にもお客さんにも誠実な冴蔵は社会人としてもかっこいい思う。
    あのラストは納得だけどまあ続編できる感じではないだろうから最初に言った通り最終巻だと思われる。
    本当はもう少しこの二人のふんわりしたやりとりみていたかったりする。
    日本酒も料理も美味しそうだったし。だし巻きたまごとアヒージョ食べてみたい。

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    投稿日:2018.09.30

  • minako2009

    minako2009

    前作が面白かったので引き続き読んでみる事にしました。

    キンモクセイみたいなお店、やだなー。
    呑みに行ってまで嫌味っぽいこと聞かされたくない。
    だからああいう結果になってスカッとしました。

    やっぱり真摯な店がいいし行ってみたいです。
    日本酒Bar行ってみたいー!

    二人も遠慮し合っていたけれどそういう展開になるだろうなーと思っていたし。
    また続きを書いて欲しいです。
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    投稿日:2018.02.22

  • メディアワークス文庫公式

    メディアワークス文庫公式

    【人生を彩る最高の一杯がここにあり!】

     恵比寿の繁華街の片隅にたたずむ、巷で噂の日本酒バー「四季-Shiki-」。
     暖簾をくぐれば、和服の女店主と若いがやり手の青年が、お客さんごとの好みに合わせた心尽くしの料理と美味しいお酒で出迎えてくれる。
     だけど近頃はお客が遠のき気味。店を覗けば、閑古鳥が鳴いている始末。どうやら近くに、おしゃれなライバル店が出来たようで――。
    『本醸造酒 蒼田』『上善如水スパークリング』『仙介 純米大吟醸』『譲し人九平次 山田錦 EAU DU DESIR』といった実在するお酒が多数登場! 読んだら飲みたくなる、日本酒&料理レビューも収録!
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    投稿日:2016.09.24

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