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糸森環, 宵マチ / 角川ビーンズ文庫 (5件のレビュー)
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永杜
体の弱い主人公は、母親に結婚するように言われ 久しぶりに実家に戻る。 そして伯父によって、悪魔とお知り合いになり 主従契約を結ぶことになるとは…。 今の苦しみと後の苦しみ、と言われたら 確かにそれは…後者を選ぶ気もします。 想像もできない、というのもありますが 先送りしたい、という気持ちがあるだけで…w しかし、やたらに世話をやいてくれる悪魔です。 どうした?! と突っ込みを入れて疑いたいほど ものすごく甲斐甲斐しい。 別の疑念を持ちそう、というぐらいに。 そして前の主人の性格を、もうちょっと知りたい…w やたらに淡々としている令嬢と周囲のギャップが 面白いです。続きを読む
投稿日:2019.02.12
本読み隊
絵画に無意識に込められた神への冒涜”歪画”(ひずみが)には悪魔が住み着く。 リズは、”歪画”を見抜く『至聖の目』の持ち主であり、悪魔ジョンに目をつけられたリズは…。 図象がテーマのファンタジーです。… 幻想的な風景を描くのがすごぶる上手い作者。 文字だけで、悪魔の棲む歪んだ絵画の、美しくも禍々しい様を表現してくれます。 かなり落ち着いた雰囲気の作品。ヒロインが”内気を装った怠け者”でひねくれた部分のある人物なので、悪魔ジョンとの”愛するように仕える”という契約から、ちょっぴりときめきそうになるあたりが可愛いです。 あらすじなど下記 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5371.html続きを読む
投稿日:2016.12.09
rodorigesu
このレビューはネタバレを含みます
最近、絵に隠された心理作用みたいな本が好きだったので丁度良かった。 まだ始まったばかりで、悪魔?(本当に悪魔なのかも謎、元人間?)にもお嬢様にもまだ秘密がありそうで楽しみ。 主人公が強かな母の強さをちゃんと理解している所が良かった。
投稿日:2016.11.04
【静】
ジョンの丁寧に威張っている口調が萌えます。リズが本音を包み隠すことなく口にしてしまうところ、美人なのに残念な本来欠点なはずなのに好感。リズのまだ登場してない兄姉もいることだし、続くのかな?
投稿日:2016.10.17
へきくう
初っ端からジョン・スミスって名前で笑わせてもらいました(海外もの読んでる人はわかるよね)怪しさいっぱいすぎるわ。さてさて新シリーズでも悪魔だの曜日だのと糸森さんらしさが出てますよ。今回は異世界トリップ…でも本でも手紙でもなく絵画!あ、もふもふがいない(寂)そしめ言葉遊びも健在。ジョンとリズの話、ちゃんと契約終了?まで書いてもらえるといいなぁ。もちろんハッピーエンドでね。続きを読む
投稿日:2016.09.30
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