【感想】令嬢鑑定士と画廊の悪魔

糸森環, 宵マチ / 角川ビーンズ文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • 永杜

    永杜

    体の弱い主人公は、母親に結婚するように言われ
    久しぶりに実家に戻る。

    そして伯父によって、悪魔とお知り合いになり
    主従契約を結ぶことになるとは…。
    今の苦しみと後の苦しみ、と言われたら
    確かにそれは後者を選ぶ気もします。
    想像もできない、というのもありますが
    先送りしたい、という気持ちがあるだけで…w

    しかし、やたらに世話をやいてくれる悪魔です。
    どうした?! と突っ込みを入れて疑いたいほど
    ものすごく甲斐甲斐しい。
    別の疑念を持ちそう、というぐらいに。
    そして前の主人の性格を、もうちょっと知りたい…w

    やたらに淡々としている令嬢と周囲のギャップが
    面白いです。
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    投稿日:2019.02.12

  • 本読み隊

    本読み隊

    絵画に無意識に込められた神への冒涜”歪画”(ひずみが)には悪魔が住み着く。
    リズは、”歪画”を見抜く『至聖の目』の持ち主であり、悪魔ジョンに目をつけられたリズは…。

    図象がテーマのファンタジーです。
    幻想的な風景を描くのがすごぶる上手い作者。
    文字だけで、悪魔の棲む歪んだ絵画の、美しくも禍々しい様を表現してくれます。
    かなり落ち着いた雰囲気の作品。ヒロインが”内気を装った怠け者”でひねくれた部分のある人物なので、悪魔ジョンとの”愛するように仕える”という契約から、ちょっぴりときめきそうになるあたりが可愛いです。

    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5371.html
    続きを読む

    投稿日:2016.12.09

  • rodorigesu

    rodorigesu

    このレビューはネタバレを含みます

    最近、絵に隠された心理作用みたいな本が好きだったので丁度良かった。
    まだ始まったばかりで、悪魔?(本当に悪魔なのかも謎、元人間?)にもお嬢様にもまだ秘密がありそうで楽しみ。

    主人公が強かな母の強さをちゃんと理解している所が良かった。

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    投稿日:2016.11.04

  • 【静】

    【静】

    ジョンの丁寧に威張っている口調が萌えます。リズが本音を包み隠すことなく口にしてしまうところ、美人なのに残念な本来欠点なはずなのに好感。リズのまだ登場してない兄姉もいることだし、続くのかな?

    投稿日:2016.10.17

  • へきくう

    へきくう

    初っ端からジョン・スミスって名前で笑わせてもらいました(海外もの読んでる人はわかるよね)怪しさいっぱいすぎるわ。さてさて新シリーズでも悪魔だの曜日だのと糸森さんらしさが出てますよ。今回は異世界トリップでも本でも手紙でもなく絵画!あ、もふもふがいない(寂)そしめ言葉遊びも健在。ジョンとリズの話、ちゃんと契約終了?まで書いてもらえるといいなぁ。もちろんハッピーエンドでね。続きを読む

    投稿日:2016.09.30

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