【感想】ぼくは麻理のなか 9巻

押見修造 / 漫画アクション
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • command+X

    command+X

    幼少期に祖母がつけた名前を祖母の死後に母親の意思で改名したことが原因で人格が壊れた、多重人格者の物語だった。ぼくがぼくを受け入るまで、麻里が麻里として、史子が史子として、ひとりの人格になっていった。麻里は幸せになってほしい。男性の漫画家が描いているとは思えないほどに、生理の描写にリアリティがあった。思わずドロドロとした血生臭さが香ってきた。史子のことを聞かれた麻里の母親の表情が豹変するシーンが悍ましく強烈だった。続きを読む

    投稿日:2023.12.12

  • きょつ(comic)

    きょつ(comic)

    怒涛の回収の最終巻で、
    全てに納得させられるものの、
    やっぱりね、感は否めなかった。
    それでも押見修造作品は素晴らしい。

    投稿日:2023.08.02

  • ぽな

    ぽな

    小森の存在ってそーゆう事だったのか…9巻を通してやっと事実がわかった。多くを語られてスッキリするわけじゃないからこそ、読者が意味付けをする話だと思う。深いなあ

    投稿日:2022.02.13

  • りっか

    りっか

    最高だった。1〜9巻分の感想文を書いたら長くなったのでnoteのURLを置いておきます。
    https://note.com/rikkaring/n/nd4c74981befe

    投稿日:2021.08.17

  • ワサキ

    ワサキ

    流石の押見作品。最高でした。クラスでいまいちな女の子を描かせたら一番。一軍に近づきたくても近づけない心情、憧れ、妬み、依がとても魅力的でした。

    投稿日:2021.01.22

  • 素以

    素以

    あまりにも綺麗な結末……。抑圧と欲望をここまでエンタメに昇華できるのがスゴい。
    麻里の家族の問題がどうなったか直接は描かれていないのですが、ほんの1コマ、『写真』が部屋に立てられている様子が描かれるだけで何らかの変化は読み取れて、巧みだ。全ての歪みもその発露も、現実を受容するために必要な道のりであったと思え、少し泣く。続きを読む

    投稿日:2018.07.25

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