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バーネット, 山内玲子 / 岩波少年文庫 (16件のレビュー)
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総合評価:
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まっく
このレビューはネタバレを含みます
娘の本棚から拝借して読んだ。 小公子・小公女は読んだ記憶があったけどこちらは未読だったので。 見た目も性格も悪い主人公が、自然の美しさや周りの人との交流で、自らを見つめ直し、どんどん魅力的な女の子になっていくのが素晴らしい。 子供ってほんとにスポンジのように色んなこと吸収して立ち上がっていく力=魔法を持っているんだなと思った。 それを信じて環境を整えてあげることは大事なんだけど、子供もまた同じく親や周囲を変えるだけの力を持っている。生きる力とは何かを実感できる一冊であった。 思春期を迎えたらどんな子に成長していくのか、とても気になるが続編は自分で想像して楽しむことにしよう。
投稿日:2024.03.24
レモン
今も昔も子育ての大変さは変わらないが、今のようにすぐに子育て情報にアクセスできないことで、コリンは色々とこじらせた少年になったんだろう。ディコンと豊かな自然のおかげでメアリはもちろん、コリンも健全な…子どもに戻っていく。園芸はまったくやらないが、だんだんと自分も秘密の花園を作ってみたくなる。自然の中で一日中過ごしたい。 そしてやはりこの上なく美味しそうだったじゃがいもシーン。蒸したたまごとじゃがいもにバターと塩のシンプルな味付けでも、よだれが…。ラピュタの目玉焼きパンと同じでシンプルな料理が1番目を惹く。続きを読む
投稿日:2022.05.20
もん
世界的な名作の一つとされるが、残念ながらほぼ刺さらず… 多分難解な日本語訳も一つの理由かと。 ヨークシャー弁の意訳、時代背景諸々煩雑なのだろうが、あまりに突っかかりの多い日本語は読みにくく、感情も湧…かない。原語で読めたらまた違った感想になるのだろうか? 親子の愛、自然治癒力、家庭崩壊と再生、と良くあるテーマ性を当時では斬新かつ心温まる話となってのかもしれないが、現代に読むと古さが感動を上回ってしまう。残念。 無垢な幼い時に出会ってみたかった… 最後、解説にあった、セントラルパークの噴水像が、ディコンとメアリーとの事。いつか見てみたい。続きを読む
投稿日:2021.08.21
もちこ
コリンがどんどん元気になっていって、メアリと子どもらしく笑えるようになっていくのが、本当によかったと思う。ディコンのお母さん、理想の女性だな。自分の子どもでなくても、愛情たっぷりに接することができる。…温かく見守る。 悪いことを考え始めたら、良いことを考える。そうすれば、悪い気持ちを追い出すことができる。 これは覚えておこう。続きを読む
投稿日:2021.01.15
ゆいこ
子供たちが、人との出会いを通してどんどん変わっていく様子が、読みながらとてもワクワクしました。 人との出会いの大切さを実感させてくれる本。 相手が大人だろうと子供だろうと。 ただ、やっぱり私は外国…文学を日本語に訳した時の独特の言い回しとか、表現とか苦手だなぁ。 読むのにすごく時間がかかってしまった…。 1つの文章が長くて、修飾語が多いのがどうにも読みにくくて、、、。 続きを読む
投稿日:2020.12.08
firegoby
コロナの影響で図書館が休館(T_T) なので子供が借りた本を読んだ。もともとは、この前読んだ恩田陸のエッセイで、子どもの頃に読んだ本として、紹介されてて子供が好きそうだなあと思って勧めた本。。ナルニア…国物語など、日常の中にある異世界への入口にわくわくした本として紹介されていた。 子供向けとはいえ、読みごたえのあるお話で、イギリスのわからない言葉がでてくるけど、解説も丁寧で内容も引き込まれ、おもしろかった!ひねくれもののメアリやコリンが豊かな自然に触れ、心身ともに成長していく様子。美しい景色。ムアに行きたくなった。 映画も借りて観た。話が変わっているのと、端おられているのはしょうがないけど、ちょっと物足りない印象。自然や庭はきれい。続きを読む
投稿日:2020.04.06
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