【感想】貸本漫画集 化烏他 水木しげる漫画大全集

水木しげる / 水木しげる漫画大全集
(1件のレビュー)

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  • 遥音亭

    遥音亭

    全集版の「化烏」。
    『化け烏』(水木しげる著)を最初に読んだのは、1975年。東考社の桜井文庫(A6版)である。
    文庫判の漫画本の最初は、1975年のこの本であり、このことは版元も自負していたので間違いない。75年初頭か前年に東京都国分寺市の東考社に、他のと合わせて3冊まとめて予約に行ったら、1冊何か貰った。新書判の『噂の武士』だったかもしれない。東考社は引越先が決まっていたので、できた本の奥付は埼玉県の新住所になっている。
    文庫版漫画は、すぐに二見書房が続き、翌年には大手の講談社や小学館そのほかが参入。当時は、作品はすでに定評のあるものを集成したものが主体で、つげ義春、あるいは大島弓子の少女漫画なども、老若男女に広く読まれることになる。
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    投稿日:2018.08.08

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