【感想】処女執事~The virgin-butler~【イラスト入り】

沙野風結子, 笠井あゆみ / 花丸文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mamimu

    mamimu

    沙野先生の作品にハズレはないけど、これはその中でもとても良い…攻めのキャラがいい。ストーリーもきっちりしていながら、萌要素がふんだんです。

    投稿日:2023.09.22

  • mira-in

    mira-in

    笠井先生のイラストに惹かれて選んだ一冊だったけど、とても重厚で読み応えある作品でした!展開もオチも全て良かった。せっかくならエピローグも収録して欲しかったなぁ。

    投稿日:2019.07.28

  • miow

    miow

    表紙と中身のギャップが凄いです。表紙で躊躇していた自分に、早く読めと言ってあげたい。思っても見ない展開が待っており、切なさと哀しさと憤りと色々な感情が込み上げてきました。最後は幸せが待っていて本当に良かったです。続きを読む

    投稿日:2019.07.20

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    カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』のBLバージョンのようなおはなし。エロいっちゃエロいけど、タイトル的には予想外なほどきっちりした物語があり、おもしろく読みました。このさくしゃさんの本他のも読みたい。続きを読む

    投稿日:2017.02.24

  • なつみ

    なつみ

    インパクトのあるタイトルと表紙からはなかなか想像し難い、いい意味で予想を裏切る物語。しかしタイトルと表紙をみて多くの人が期待するだろうえろすはしっかりたっぷりある。満足度の高い秀作BL。

    投稿日:2015.10.30

  • みなと

    みなと

    作者さんらしい作品でした。
    しかし、一部気になることがあって微妙な気持ちです。
    登場人物たちの生い立ち故にでたセリフかも知れませんが、作者さんは遺伝子操作についてどうお考えなのでしょうか?
    生命の選別について賛成とも反対ともつかない書かれかたをされてましたが、そこはBLだからぼやかされたのでしょうけど……。
    この問題は倫理面でいま重要なテーマにもなっているので(産まれる前にもし子供がダウン症だったら? がマスコミで話題にもなりました。遺伝子検査という生命の選別)、読者の大半が女性というジャンルで書かれるからにはしっかり書いて欲しかったという個人的な希望もありましたが……

    また、いまはまだ生命誕生のメカニズムが完全に解明されてないので、とてもナイーブな問題です。
    細胞の優劣はどうやって決められているのかは、いまだに解明されていません。
    遺伝子の混濁が心配されている中、安易に人工受精が選ばれ過ぎていないのか? 我々は何千年もかけて劣性遺伝子を淘汰して進化してきたのに、それを自ら壊そうとしていないのか? という問が立ちはだかる中で、作者さんはどう思われているのか気になってしまい、主人公たちの恋愛に集中できなくなってしまいました。
    それとも、この作品の時代では既に全て解明されてクリアな状態なのでしょうか?
    そんなことないですよね? だって、記憶を操作する方法が「脳みそをちょっと電流でいじって」なんて原始的すぎますもの。それに記憶がすぐ戻るぐらいしか技術力がない時代にそこまで進んだ科学技術があるとは思えません。

    少し内容からそれた例かも知れませんが、わりと身近な遺伝子操作に人工受精で出産があります。
    いま人工受精で産まれてきた子供たちは、一代目は大丈夫かも知れないけれど、何代も進んだ先での遺伝子がどうなっているのかまでは保証されていない技術を使ってこの世に生まれ出てきています。
    人工受精でノーベル賞を受賞した方が数年前にいましたが、その時に初めて人工受精で産まれた女性のコメントも出ていました。
    内容は「私は健康でどこも他の人と変わらない」みたいなものでした。
    本人も家族も不安に思っているのです。
    子孫たちが差別されないかと不安があるのです。

    遺伝子操作(この場は某イギリス国籍の作家さんの作品と同じく、クローンをつくって臓器を取り出す)という、とてもナイーブなテーマを選ばれたのは凄いと思いしますが、でも濃厚なエロが絡め易いとか、いまよく聞くキャッチーさだけに流されて選ばれたテーマなら、安易かつ科学の暴走を手助けするだけにならないか不安です。

    私は子供ができなかった時、技術が人間の進化の長い時間を逆戻りさせてしまいかねないままならば、悲しけれど子供は諦めようと思っています。
    人間という生物を破壊してしまうかも知れない恐怖を感じてしまうからというのもあるし、子供に背負わるものが大き過ぎるという不安もあるからです。

    こんなことを思わなければ、大好きな作家さんの作品だから楽しめたのになと思えて残念です。

    たぶんテーマの一つが、人(一部の支配層)は手に入れた力(科学技術)を使って、好き勝手して良いのか? なんでしょうけど…
    ごめんなさい。
    私はその手前の、人(万民)は手に入れた力(科学技術を)どこまで使って良いのか? が気になりました。
    続きを読む

    投稿日:2014.12.28

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