新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
西尾維新, VOFAN / 講談社 (192件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
むらさきのりす
このレビューはネタバレを含みます
個人的にこの小説にキャッチコピーをつけるなら、羽川翼の羽川翼からの卒業式。 青春からの卒業。阿良々木くんより一足先に自分のことを大事にできるようになる羽川のラストに思わず泣いてしまった。 物語シリーズのはじめからずっとそこにある羽川翼という存在が、たしかに人間になった瞬間の物語。 そう思えば、羽川翼は羽川翼という怪異だったのかも。 だいすきです。
投稿日:2024.02.24
eirain0320
西尾維新の<物語シリーズ>第5作。『猫物語(黒)』に続き、羽川翼の物語。これまでのシリーズは全て、阿良々木暦の視点で語られてきたが、今作は羽川の視点で描かれている。 「いつもの朝、いつもの通学路。そ…こで彼女は"虎"の怪異に遭遇する。それが自身の"白さ"の理由を知るきっかけとなる―――。」 暦が惹かれ、忍野が不気味がった、羽川翼の"無垢さ"の真相が語られる回。前作『猫物語(黒)』とは白・黒と対になっている感じがするが、実際の内容はそうでもなく、時系列的にも「黒」が過去のエピソードとなっているのに対し、本作「白」は最新のエピソードとなっている。 真相を知った羽川が、自身の分身とも言える怪異"ブラック羽川"に宛てた手紙の内容が綴られる場面が、個人的に本作で一番好きなシーン。自身と向き合う決意を綴った内容は勿論のこと、手紙の最後を「草々不一」で締めるところで、彼女らしさと溢れる想いがよく伝わってくる。これは、一語一語に意味を込める西尾維新らしさが窺える良き結び。続きを読む
投稿日:2023.09.10
紅葉さん
物語シリーズで1番好きな巻。 結局阿良々木くんが好き、という羽川さんが本当に好きなのか?と迷い、うんやっぱり好きなんだ、と戻ってくるだけの話なんだけども、なんともその他人からみたら遠回り(彼女は足踏…みと言っていたな)な行為がとても重要で尊い。 彼女はそういった遠回り…………野生として生きること、汚れることをしてこなかったわけだから、盛大な遠回りであり迷子でありをしてくれてとてもよかった。 やっぱり告白のシーンが1番好きかな。 今はこの作品の冒頭部分で語られていたシャーロック・ホームズの「白面の騎士」が読みたくてシャーロック・ホームズを読破中。続きを読む
投稿日:2023.08.25
sora
委員長ちゃんが切り捨ててきたモノを回収する話。捨てたのなら、捨てておけばいいのに、と思うのは私だけか?何も傷を広げてえぐるようなことをしなくても。あえてつらい生き方を選ぶんだねぇ。
投稿日:2023.08.14
アイスバーグ
シリーズ作品で1番好きかも 羽川さん推しってのもあるけど、「自分のネガティブな感情と向き合う」は現代社会の我々にも通じる部分が大きいなと感じました。
投稿日:2022.12.25
りゅうじ
p.114 嫌いなものがあるっていうのは、好きなものがあるのと同じくらい大切なことじゃない p.121 マイナスを肯定する取り返しのつかなさがちっともわかっていない。 闇に鈍いだけだわ。それじゃあ……野生として落第よ 再読。 何度読んでも面白いです。 物語シリーズで猫の白が一番好きです。 こんなにこの本が好きなのはなぜなんだろう? かなら年をとりましたが、未だに自分は思春期なのかなーと感じてしまいます。
投稿日:2022.05.07
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。