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橙乃ままれ, toi8, 水玉螢之丞, 山北篤, 桝田省治 / ホビー書籍部 (17件のレビュー)
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総合評価:
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satoshiqaui
このレビューはネタバレを含みます
前巻の最後、魔族の会議上で魔王の退位動議を出され、正直今の魔王は押し出しに欠ける上に、人間との緊迫した関係からすれば、穏健派よりも急進派の方が指示を受けやすいのは現実でも過去の歴史がたくさん証明しています。 この政治的窮地を、これまた政治的なやり方でしのいだかと思えば、今度は反乱という力技で逆襲されると来てます。力技だったら反則級の戦闘力を持つ勇者やその仲間で何とかできるのですが、もっと厄介なのが中央諸国で興った聖鍵遠征軍です。 何しろ向こうには大義名分もあれば兵力もある、更には魔王が作り出すも色々なトラブルで実用化できずにいたマスケット銃を手に入れて量産、銃兵を編成するまでに至ってます。 加えてそれらを指揮する王弟元帥は指揮官としての才能に優れている上に、マスケット銃の利点と欠点をしっかり把握して最大限に効果を発揮させる術を編み出す構想力、更には人心掌握術も心得ていると言う具合で隙がない。 このかつてない強敵を前に、勇者と魔王、仲間達、南部諸国と魔族達はどうやって立ち向かうのか
投稿日:2017.01.21
かりおん
内政半分,戦争半分. 魔王のかつての弟子も登場したりして. 大活躍の火竜公女,青年商人. ここにはない何かを探す旅に出たメイド姉. 帝都の教会まじ真っ黒. アレだよな,神とか聖とか自分で名乗っちゃ駄…目だよな. 神聖帝国とか聖鍵遠征軍とかさ. 疚しい事が有るからこその「神」であり「聖」であり….続きを読む
投稿日:2014.05.03
ちーぺん
魔王暗殺未遂を機に魔族が会議制になる。メイド姉の旅立ち。反乱を起こした魔族の南部への侵攻。さらにマスケット銃を量産した王弟元帥の大軍の南下と抵抗勢力による南部連合の結成。自体は様々な様相を呈するが、い…ずれも決定打にならず、膠着状態に。続きを読む
投稿日:2013.12.12
skyfeather
何かを変える事が如何に大変で、労力を必要とするか…この巻では、各々のキャラが持つ考えや行動を通して、それらを教えてくれる。
投稿日:2013.06.14
aokawazu
シリーズ3巻。登場人物たちの意思の強さが光る内容だったと思う。 魔王や勇者の手が届かないところでどんどん事態が動き始めるが、その場にいるキャラクターが確固たる意志と行動を示すのがいい。相変わらず密度が…高いが退屈する場面がない。 傭兵団のシーンみたいなのに全く免疫がなくて困る。続きを読む
投稿日:2013.04.18
kotarotsuchiya
文量が多いのですべてに対する感想は書けないけど他の読書仲間に自身をもって薦められる作品であると確信した巻だった
投稿日:2013.04.09
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