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北山猛邦 / 角川文庫 (17件のレビュー)
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総合評価:
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葦湯♨️
かなり好きな小説 少しの不思議と哀切、そのバランスが素晴らしい。 お気に入りは表題作/いとしいくねくね/小さいピアニスト 特にいとしいくねくねは今まで読んだ短編の中でベスト5に入るほど好きな作品だ…った。 この作品を読み始めてから読み終えるまでに間に、母がステージⅣの癌であることを聴いた。まだ54歳だというのに。ここ数日は実家に帰ってきて泣いている父の面倒を見たり、家族ができるだけ笑顔でいれるように努めてはいるが、つらい。 5年以内の生存率が17%とされている中で、母がこれからどれほどの長さを生きられるのかはわからないが、10年生きても60代。寂しくて寂しくて堪らない。 少しでも長生きできるよう祈るとともに、ここからは後悔しない道を選びたい。 自分のためにも、家族のためにも、母のためにも続きを読む
投稿日:2023.06.23
tako
空想上の生き物がひっそりと人間社会に紛れ込んで暗躍する話。天使とか雪女とか 短編集でほっこりだったりホラーだったりと各章で色んな気持ちになれる。 ☆2.4
投稿日:2023.01.20
rei
このレビューはネタバレを含みます
人と人外の切ない恋がテーマでさらっと読了。ファンタジー+ミステリーが融合した短編小説で、不思議な感じ。 ◆かわいい狙撃手 ◆つめたい転校生 ◆うるさい双子 ◆いとしいくねくね ◆はかない薔薇 ◆ちいさいピアニスト 「いとしいくねくね」が特に切なく印象深かった。あと、しゃべる薔薇と堅物幹部候補生とのやりとりが意外に面白かったのに結末がちょっと切ない…。最後の話では、彼が吸血鬼なんだろうと思って読み進めていたら、まさかの主人公のほうが人外だったとは……
投稿日:2022.02.11
cidenon
「かわいい狙撃手」 「つめたい転校生」 「うるさい双子」 「いとしいくねくね」 「はかない薔薇」 「ちいさいピアニスト」 の6編。 以前『私たちが星座を盗んだ理由』を読んだが、こういうファンタジーっ…ぽいミステリが多いのだろうか? あれは「終の童話」がおもしろかった。 今作は単行本のタイトル『人外境ロマンス』の通り、人間と人間以外の存在とのロマンスを描いた短編集。 そんな関係性だから、単純にうまくいかないことも多くて、全体的に切なさが漂う。 なかでも「いとしいくねくね」は、本来人間と人外との間にあるはずの「恐怖」という隔たりを上手く使っていた。 「くねくね」というのはネットで話題の怪異だが、それを知らなくても楽しめる。 僕はプラスの行動がマイナスの結果を生んでしまうお話はあまり好きではない。 それでもこの作品の結末を受け入れることができたのは、人と人外は本来交わるべきではないという前提が頭にあったからだろうか。続きを読む
投稿日:2020.10.07
花嵐
人と人でないものの切ない恋を中心にしてそこにミステリのエッセンスを散りばめた短編集。ミステリとしての要素は薄め。どの短編集も切なくなったりキュンキュンしたりしたんだけど一番好きなのは「はかない薔薇」か…な。これからの二人がめっちゃ気になるのは「かわいい狙撃手」。続きを読む
投稿日:2019.10.05
たねこ
不思議な存在との出来事を描いた短編集。 ほんのり切ないお話が多いけどどれも楽しめました いとしいくねくねが一番印象に残ったかな。 油あげが好きな理由知りたかった
投稿日:2019.07.22
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