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あべ美佳 / PHP文芸文庫 (10件のレビュー)
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Jake
僻地医療に医療を受ける側にも理解がなかった時代に、その重い扉を開けた仙境のナイチンゲール志田周子医師の感動物語でした。
投稿日:2022.09.04
ユカリ☘
東京で医者としてのキャリアを積んでいる時に、あの父親の騙し打ちは無いわぁ。それも想い人がいる時に。 私には美談とは感じれなかったな。まぁ、時代というのもあったのかもですが。
投稿日:2021.11.14
maiko
時代的なものと、閉鎖的な田舎ということもあって、若い女医を認めようとしない村の人たち。騙すような形で娘を連れ戻した父親。(のちに反省するが) なかなか読んでいてイライラというか…嫌な話だった。無知で、…自分たちの価値観以外を認めようとせず、悪口や嫌がらせをする人達。どんなに景色がきれいでも、とてもこんなところで暮らしたくない。 最終的には、この先生はこの村で過ごせて良かったと思うのだが、それが唯一の救い。続きを読む
投稿日:2021.06.18
chieleanor
女性の権利が確立していない戦前、しかも口さがない田舎…。どんなに辛い状況だったことでしょう。それでも村民を愛して生涯をかけていしゃ先生を貫く決心をした周子先生。本当にほんとうに素晴らしいと思います。
投稿日:2021.04.06
ma
女医・志田周子氏の生涯を書いた作品。自ら行動を起こし、辛苦や後悔を乗り越えて成長していく、強い女性の話でした。 戦前~戦中の、それも農村では、女性医師は異様な存在であり、村の人々はなかなか受け入れるこ…とができなかったのだなぁ、と。村の人々が周子さんを忌み嫌う様子がリアルに表現されていたように思います。 私の読解力の問題かもしれませんが、少し文章が読みにくかったときがあったので、そこが少し残念だったかも…。続きを読む
投稿日:2020.11.09
amasakiken
山形の無医村で奮闘する女医、志田周子。東京で医学を学んだ周子が、村長である父のたっての願いで山形に帰るところから物語は始まります。 昭和初期、まだ医療観念のない村では女医を簡単には受け入れてくれません…でした。どんなに頑張っても心を開かない村民と、早く東京に戻りたい周子の距離はなかなか縮まりません。歯がゆさ、苛立ち、胸の中にモヤモヤを抱えながらももがく志田家の人びと。 物語の中に悪人はいません。皆必死なのです。 だからこそ、胸を打つ。 実在の人物であるだけに、あとがきの後日談には更に泣かされました。 知らないだけで、こういう物語はどこにでもあるのでしょう。 美談ではなく、記録なのだと思います。 こういう人がいたからこそ、今がある。 私たちはこの精神を引き継いでいかなければならないのかも知れません。 続きを読む
投稿日:2017.07.22
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