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灰原とう, 太郎 / ガガガ文庫 (3件のレビュー)
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tztsts
子どもの描いた絵が子どもにしか見えない現実になって動き出す。それを見られない大人は子どもの様子を一方的に不安がり、絵の怪獣は世界を危機に及ぼしていくお話なのだろう。 話の要素には興味深いものもあるのだ…けれども、提示されているだけでドラマに深みが増したわけではなかったように感じて、読後感がいまいちすっきりしなかった。続きを読む
投稿日:2011.11.23
魚住すくも
児童文学と心理学の知識に裏打ちされたファンタジー。 ユング的な要素があったりして、面白かった。
投稿日:2010.12.29
月居遥
可愛い挿絵に惹かれて読んでみました。 結果、絵は可愛いのにお話は「可愛くない」お話でした。 いや、可愛いんだけど、描写的に可愛くないというか。 感触でいうと、メルヘン+スパイス的な教訓をSFで書いて… しまった印象。 最後まで読み終わるまで、わけがわからないなとも感じつつ、 最後になっても腑に落ちない部分と唸った部分がありました。 自分的には、「大人は子供の”夢”を理解しようとしない」が 強調されすぎてるかなとも感じました。 確かにそういう大人もいますが、子供も大人なくして”夢”って 見れないと思ってます。 とはいえ大半の人が上記のように思うのは無理もないかもしれない。 以前衝撃をうけたCMで、子供が何枚も何枚も画用紙を真っ黒に塗りつぶして、 大人たちはその子が病気かのように心配したり怪しんだりするのですが、 その子は画用紙を何枚も使って、巨大な「くじら」を描いていた、 というものでした。 うん、確かにくじらを描く子がくじらに逢える子になるか、 くじらを殺す子になるかは大人次第ですねぇ。 とはいえ、大人を「こう」と決め付けるのは子供を「こう」と 決め付けるのに等しいとは思います。続きを読む
投稿日:2010.05.21
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