【感想】IoTとは何か 技術革新から社会革新へ

坂村健 / 角川新書
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • pnictide

    pnictide

    2016年の書籍。オープン化の世界的な流れに逆らう囲い込みは望ましくないが、ビジネス的に成り立たなければ社会に受け入れられない。孤立しない囲い込みとして、自社クラウドに直結してAPIを公開することで、独占性というビジネス要求を満たしつつ、オープン化による連携を可能にするアグリゲートコンピューティング(著者・坂村健氏提唱)を推奨。続きを読む

    投稿日:2023.07.16

  • fujix

    fujix

    IoTという分野の全体感への理解を深めたく読書。

    勉強になるだけでなく、読み物として面白い。

    以下学びがあった点のメモ
    ・道路とインターネットの類似性
     →全体の責任者なし、しなやかで強い
    ・オープンデータ、オープンAPIが重要となる
    ・機器メーカー側が主導権を取るためにアグリゲートコンピューティングを実現すべき
    ・日本でのIoT発展には技術より制度上の課題が多い
     →技術先行に陥る日本、オープン/ベストエフォート/マッシュアップ文化は強い
    続きを読む

    投稿日:2022.01.10

  • miyabiman

    miyabiman

    物をインターネットにつなぐと言うのがどういうことなのかがよく理解できる本です。

    ただ社会に浸透させるためには日本のガバナンスを変えていかなければなかなか難しいと言うのもよく分りました。その点海外(アメリカ)のガバナンスは日本と違いどんどんチャレンジできる環境にあるので日本より発達していくということも分かりました。
    今後どのように物のインターネットが発達していくのか注目していきたいと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2021.03.09

  • maro110

    maro110

    Kindle unlimitedで読了。IOT系の本の中で、かなり深いところまで言及されている。

    Iotにおいてオープン化が重要かわかる。
    キャリア主体型から変革できずに日本はガラケーがスマホでやられたように、IOTも遅れてしまわないかが懸念である。

    ギャランティ思考があるが故に、高い品質の製品を日本が出してるが、あらゆる技術がコモディティ化したいま、それが足枷になっていくのではないか。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.25

  • su

    su

    タイトルの通りIoTとは何かを解説した本。IoTが生まれた背景とその歴史、現在の実用化と今後の可能性、IoT社会について語られている。

    投稿日:2020.06.14

  • りじこさこ

    りじこさこ

    今まで「モノをインターネットにつなぐ」という文字通りの理解しかしていなかったIoTについて、具体的な活用シーンや仕組みについて知ることができ、理解を深められた。
    オープンな仕組みであることがしきりに強調され、これからの普及は技術的な問題でなく制度面に左右されると知った。日本はオープンな技術に乗り遅れていて、インターネットに続いてIoTにおいても同じ轍を踏むのは避けたいと思った。続きを読む

    投稿日:2020.02.21

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