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鷲田小彌太 / 講談社現代新書 (6件のレビュー)
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hito-koto
このレビューはネタバレを含みます
陸、海、空の最長寿命動物は、ゾウ、シロナガスクジラ、イヌワシで、ともに食物連鎖の頂点に君臨し、ともに80年。人間の120年はすごいこと。人間の長寿の最大の要因は、自然治癒力を持っていること。学校は自力で学ぶ力を弱め、車は自力で歩く力(体力)を弱め、そして病院は自然治癒力を弱めるので要注意! 鷲田小彌太「死ぬ力」、2016.2発行。
投稿日:2023.11.23
miwa
タイトルにインパクトがあり借りた。 本についてある一文 わたしの最大の幸福のひとつは 35歳で独立した書庫、書斎をもつことができた。 そこに本が徐々に埋まってゆく。 ただもうそれだけで快感であった。… 本を処分しない。 わぁ、その感覚、似てる、と思った。 どうしても捨てられないものは本。 それ以外は気にせず捨てる。 本は自分の血肉になっていてそれは分身でもあり 自分自身だからなんだな。 そのあと本を処分せざるを得ないことになり 体の一部を失ったようなやりきれない思いが残った、 と。 『人間はコトバだといった。 人間は生物だが、その基本的部分はコトバで できあがっている。 歴史とは記録されたものでありコトバなのだ。 本とは、まぎれもなくコトバでできあがっている。 一冊も本を読んだことのない人でも始終本を読んでいる。読まされているのだ。 人間はコトバでできているのだから、 人間は、即、本であるといって何の問題もない。』 人間はほんのようなものだ、とはずっと 考えていたが、人間は本であると言い切ってる ところがまた潔い。 人生の起承転結についても また考えさせられた。続きを読む
投稿日:2022.06.12
deroderoh
題名をそのまま表した本ではない。 酒に酔ったおじさんが、勢いよくしゃべっているのを聞いているような気分になる本。結論に対する根拠のつながりが読み取れない部分や、何度も同じフレーズがでてくるところもある。読んでいくうちに著者の人柄がわかってきて、親しみをもって読めるようになった。豊富な情報が興味をそそる。 ○気になったフレーズ ・「自殺」はほとんどが事故だ。(この根拠がわからなかった。) ・人間が共同体を営む上で規定した3大タブーは殺人、近親相姦、人肉食 ・墓は不滅の魂を封じ込めるための仕組み。いやな奴がいつまえも世にさまよっているのは困るので。 ・都市は生命力(エネルギーに満ちている)。都市では共同、競争(人間力を刺激し、高める) ・老後は自由、だが期限がないのでアウトプットが中途半端になる。同人誌なども1年間単位で出版していて中途半端になる。
投稿日:2016.07.01
H.Sato
書かれることで初めて歴史になる。歴史が生まれる。したがって人間にだsけ歴史がある。 人間が記すから馬にも歴史が生まれる。
投稿日:2016.05.22
taka0726
長生きは簡単。むしろ、死ぬことこそ難しい。そんな長寿社会にあって、人生の円熟期を私たちはどのように生きていけばよいのか。いい死に方を真剣に考える。との書評で読むがタイトル通り禅問答で哲学っぽい。いきなり、人肉食・近親相姦・殺人は、最も効果的で最上の「食・性・権力」欲を満足させる。
投稿日:2016.04.25
aishiy
志事こそ、生きるチカラなのです。 大学、地域、スポーツ、この3つの領域で、志あるメンバーと共に生きていきます。
投稿日:2016.02.29
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