【感想】公事宿事件書留帳二 木戸の椿

澤田ふじ子 / 幻冬舎時代小説文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
0
2
2
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • yappinkun

    yappinkun

    公事宿事件書留帳シリーズ第二弾。
    本書は、田村菊太郎が、師走に、庭にて赤い実をつけている千両を眺めているところから始まる。
    なんと風流な事か。
    春夏秋冬、どの季節も人間には大切どす。人生にもけじめというもんがおますやろ。四季は1年のけじめどす。
    身に染みる一説だなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • happy bookworm

    happy bookworm

    公事宿事件書留帳シリーズ二巻。
    江戸後期の京都。巻の始めは京都の師走から始まる。一巻「闇の掟」で主人公田村菊太郎と、周囲の登場人物が出揃いそれぞれのキャラクターを想像することが一段と楽しくなる。
    七編の物語には日本の芸術や文化が描かれていて、この時代の京都に彩りを添えている。更なる推理ものに江戸の粋とは違う風情が新鮮だ。続きを読む

    投稿日:2012.11.14

  • shuwacho

    shuwacho

    このレビューはネタバレを含みます

    余韻がなくバッサリ終わるような。
    菊次郎のイメージがまだつかめない。一見優男、剣柔ともに強いが人情には弱い。
    もっと嫌らしさとかあったらいいのにな。
    女性が求めるヒーロー像かな。「剣客商売」好きには物足りない。

    木戸の椿
    垢離の女
    金仏心中
    お婆とまご
    甘い罠
    遠見の砦
    黒い花
    土地柄なのか美術品が絡む話が出てくる。菊太郎がかなりの目利き。なぜ?

    「味噌と糞は匂いですぐわかるが、人間が一目や二目見たぐらいでわかるか。」

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.08.31

  • Hankacho(評価せず感想のみ)

    Hankacho(評価せず感想のみ)

    L 公事宿事件書留帳2


    相変わらず事件の始末はあっさりしたものだが、役目を断ったりお信との先を考えたりでやっと菊太郎の魅力が光ってきた感じか。なんにしろ奉行所の面々が頼りなさ過ぎるとは問題ないだな。続きを読む

    投稿日:2012.07.01

  • しずか

    しずか

    公事宿(訴訟人専用旅篭)シリーズ第2段。菊太郎さんを取り巻く人たちがまた良い。お信さんとの恋も良い感じ。事件解決の面白さは前作と変わらず健在。

    投稿日:2005.10.31

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。