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フランツ・カフカ, 本野亨一 / 角川文庫 (6件のレビュー)
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ARUUUMA
難解すぎて楽しめなかった。 「ある流刑地の話」が良かったという感想が多かったので期待したが、最後まで内容と比喩が理解できるのがこの話と「掟」くらい。それで評価が高いのでは?と思わさせる程、他は難…解。 特に「二つの対話」、「ある犬の探究」は結局何がいいたいんだか。 「変身」、「城」はもっと物語の世界が広がっていて、その世界の中にカフカの思想があったのに対し、これは思想ありき、物語は置きざりって感じ。 「審判」もいずれ読もうかと思っていたが、この感じだと断念するかも… 昔、岩波文庫の「断食芸人」を読んだ時はもっと面白く感じたので、もしかしたら訳者によるのかもしれない。続きを読む
投稿日:2023.10.09
りおん
『判決』、『ある流刑地の話』が特に面白かった。 あとは、『ひとり者の不幸について』、『衣装』も良かった。生きていくことが悲しくなる話ではあるけど。 すでに読んだことあるけど、『十一人の息子』、『断…食芸人』もやはり良い。続きを読む
投稿日:2023.01.24
きのさん
高校時代、現代文の教科書に載っていた「掟」。 改めて読み直すと、ひたすら放置されていた旅人が、掟の門の中に入れないこと、番人との不毛な、やりとり、これらが「社会性って何?」と、各人に問われているように…読めてしまう。 私は進んで掟の中に入るタイプではない。続きを読む
投稿日:2021.02.09
toca
カフカの短編集がひっそりと復刊されていた。こういうことがあるから、本屋通いは辞められない……。 フランツ・カフカという作家は、1作家1ジャンルの草分けのような存在なのだな、と、特に短編を読んだ時に感じ…る。こういう不条理さ、当時は斬新だったのだろうか。続きを読む
投稿日:2019.08.22
kafka1982
流刑地にて。 理不尽な罪で人を裁いていく将校。道徳や倫理観はさておき、自らの使命?のようなものから、その任務を遂行していく。ある時にはそれが間違っていることと知りながら。 人が生きるとはどういうこ…となのか。 その他、解釈不能な内容、生き物が続々登場してくる。これはなんなのか、何から考えていけば良いのだろうか。それすらわからない。良い意味でしこりを残された作品。イッツ・カフカワールド!続きを読む
投稿日:2011.01.02
靴下
すいません買ったきり読んでないです。だって買ったときにはカフカ熱が冷めてたんだもんじゃあ買うなボケ。
投稿日:2004.09.29
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