【感想】子どもの「心の病」を知る

岡田尊司 / PHP新書
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ke-hon

    ke-hon

    心の病編家庭の医学的な本
    多くの事例がのっていて病名別症状別索引もあるが1つ1つの記述は少ない。
    家庭の愛情不足による発病が強調されていてこれを子育て中の人読んだら必要以上に不安になるのではないかと思った。続きを読む

    投稿日:2017.10.25

  • rafmon

    rafmon

    kindle unlimitedより。古臭い漫画ばかりの同サービスに、岡田尊司があるのかと感動。一体どんな基準で対象が選ばれているのか興味がある。と、同時に毎月の支払いに耐えうるサービスなのだろうか。

    子供の心の病、とあるが、それが性格によるものか、病気なのかは読んだ後も理解できたとは言えない。あらゆるものに、恐らくは無理やり病名をつけられるのではないか。そしてそれは、患者本人なり、周囲の人間なり、もしかすると医者なり、病名を宣言したい人たちが、今日から病気だ、という線を引くのではないだろうか。ある意味では程度問題だからだろう。当然、治療が必要な事は分かる。しかし、それが性格だとすれば、ロボトミー手術のような一抹の不気味さがあるような気がするのだ。

    心の病とは厄介である。人間を構成する最重要な要素は、能力ではなく、嗜好も含めた性格だからだ。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.09

  • lisa89

    lisa89

    仕事柄、心が傷ついたり、心の中に何かを抱え込んでいる子どもたちにたくさん出会う。
    そのために勉強。
    少しでも事実を知ること、そして受け入れることが、彼らを救うことになると信じて。

    投稿日:2015.10.21

  • ametuki1223

    ametuki1223

    このレビューはネタバレを含みます

    「子どもの」とタイトルに書かれてあるが、青年期までのかなり幅広い年齢層をカバーしている。様々な疾患に対してその事例を載せており、どの疾患がどういう状態像なのかを把握しやすい。とくにうつ病の事例は他の本でもよく見られるが、躁病の事例を読めたのはよかった。ただ、新書のボリュームのせいか、事例の回復までの流れは書かれていないものが多い。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.10.28

  • やまゆり

    やまゆり

    扱っている問題が幅広いので、それぞれの症状や対処法については要点しか書いてないのだけど、まえがきに書いてあるとおり辞書的に使うにはいい本だと思います。
    これからこういうことを勉強しようと思っている方(私みたいな)とか、子どもを育てている方には、ざっと読めていいと思う。有名人の事例なども載っていて、読みやすいし、イメージしやすい。続きを読む

    投稿日:2013.04.22

  • bonobono

    bonobono

    本書の目的にもあるように、多くある「心の病」についてできるだけ多く、かつわかりやすく書かれていて、入門書や、何か気になることがあるときに少し読んでみる本としてはとてもよいと思った。事例も多く、難しい言葉をできるだけ避けて書いてあるので、他人事と思わず、幅広い立場の人に読んで欲しい内容だと感じた。続きを読む

    投稿日:2011.11.22

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