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冲方丁, 槇えびし / アフタヌーン (10件のレビュー)
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jyunnnn
このレビューはネタバレを含みます
日本独自の暦を作ろうとする男の話。 って書くと小難しい話に思えるけど、とにかく静かに熱い人間ドラマです。 どんなに優れている物や者でも、勝利できるとは限らないから人事を尽くすべきであるというのが良くわかるお話しでもある。 結局、政治にしても仕事にしても、誰かに都合が良い環境があるから現在そうなってるだけって事なのよね。 それを壊すって事は、そいつらを敵にまわすって事でもあるわけで、莫大なエネルギーを注いだかと思われます。
投稿日:2018.09.21
まいつき
最終巻。 春海の人生をかけた改暦事業。そこに関わってきた様様な人々への感謝を込めて、天地明察でございます。 自分の好きなことをどこまでも追及し続けることの幸福。同好の士と永遠のあこがれの存在を得たこ…との幸福。影にも日向にも支えてくれる人がいる幸福。 不安や挫折、不条理に振り回されながらも、成し遂げることができたのは、人々に恵まれていたからです。春海が皆を引き寄せ、逆に引き寄せられて、成し遂げた日本独自の暦という一大事業。ご苦労様でした。 最終話、ラストシーンに感涙。関孝和に算術勝負を挑むも瞬殺。圧倒的強者に挑み続ける興奮と緊張。いくつになっても、失敗の恐怖より、成功の解放感を信じることのできるすばらしさ。 「明察じゃ」できゃっきゃしてた建部・伊藤コンビもそうだったけど、いくつになっても全力で楽しめることのできるものがあるのは最高の贅沢。それを分かち合える仲間がいるというのもまた。続きを読む
投稿日:2017.07.17
たいち
借りて全巻一気読み。 数学に縁のない友人がなぜか関孝和の名前を知っていたことから、このマンガを紹介されました。 悲しい別れが突然に淡々とやってくるとこなどは小説をコミカライズしたマンガならではですね。… 面白かったので、原作の小説も読んでみたくなりました。紹介してくれた友人に感謝ですね。続きを読む
投稿日:2017.01.11
snow3
遂に完結。 まきえびさんの絵柄のせいもあってか、あまり時間がたっていないようにも感じるけれど、長い長い時を経て春海の大願が遂に。 それまでに背負ってきた多くの人の想い、そして春海自身の想いはいかばかりか。しかしそれを大仰にせず、静かに、けれど丁寧に描き上げているのが良い。 大きな歴史の流れの中ではほんの一瞬のことであっても、人の生のなんと儚くも、しかし力強いものか。 大願を成すという程のことはできなくとも、せめて一瞬の今生を自分から目をそらさずに生きたい。 なんだかんだカバー裏漫画がずっと続いたのも地味に楽しめました(笑)。
投稿日:2016.02.16
へきくう
最終巻。春海、この頃何歳なんだろ?闇斎先生、何故か安西先生と読んでしまう。春海は息子に長寿の願いを込めて亀之助と命名。彼を支援してくれた面々がどんどん逝ってしまったかゆえの願いだよね。そして関さん、計…算速すぎ!(笑)続きを読む
投稿日:2016.01.29
kickarm
遂に完結! 原作が大好きだったので、コミック化でどうなるかと心配していましたが、ここまで完成度が高いとは・・・ 原作を知らない方は、まずコミックから。気に入ったら是非、原作を読んで頂きたいです。
投稿日:2016.01.26
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