【感想】生命のセントラルドグマ RNAがおりなす分子生物学の中心教義

武村政春 / ブルーバックス
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hamakoko

    hamakoko

    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057280

    投稿日:2022.09.05

  • マルレラ

    マルレラ

    DNA→mRNA→タンパク質という「セントラルドグマ」の基本原理について丁寧に解説した本。

    転写から翻訳に至るまでの一連の分子メカニズムについて、とても分かりやすく解説されていました。本書で紹介されている生命現象は実に巧妙な仕組みのもとで行われており、生命が長い年月をかけてこれらを形作ってきたことを思い知らされました。

    少し古い本ですが、分厚い分子生物学関連の専門書に入る前の取っ掛かりに最適な本だと思います。
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    投稿日:2022.02.07

  • なー

    なー

    このレビューはネタバレを含みます

    「分子生物学のセントラルドグマ」っつーとDNAばかり脚光を浴びがちだけど、RNAにフォーカスした本。遺伝情報の伝達方法についての本は世にゴマンとあるけど、これは珍しいと思う。

    mRNA前駆体やらRNAポリメラーゼやらサブユニットやらスプライソソームやら核膜孔複合体やら…DNA目線(DNAに目はないけど〜笑)だとサラッと流されてた部分が詳細に説明されている。

    うん、懇切丁寧なんだけど。すみません、丁寧過ぎて、転写→編集でお腹一杯。翻訳部分は流しちまったい。
    アンチセンス阻害とかRNA干渉とか、ココからがキモな気がするのでいつかリトライしよう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.12.05

  • こねこちゃん

    こねこちゃん

    細胞のはたらきを支える"裏方"はあくまでもRNAである。

    視点を変えればRNAの働きこそが生命現象の本質であり、そのなかでDNAはたんなる出発点にすぎず、タンパク質はたんなる終着駅にすぎない。

    投稿日:2013.02.05

  • massy

    massy

    「生命のセントラル・ドグマ RNAがおりなす分子生物学の中心教義」武村政春
    ブルーバックス・生物学。
    棚-ubjap

    徹底的にRNAについて取り上げた入門書。DNAと比べて知名度が低いけど、何とダイナミックなことよ。
    DNAが設計図なら、RNAはその周りで立ち振舞う職人さんのイメージ。
    ただDNAに忠実に、タンパク質を作っているだけじゃないってのは初めて知りました。

    各節ごとに、結構こじつけな導入部(笑)から、読ませるテーマを出して、図を織り交ぜながら専門用語もたくさん出て来て…と、構成が非常によろしいです。すんなり読み通すことができました。
    自分は高校生の時にブルーバックスの物理を読みふけって、好きだったんですが、こういった本との出会いで若き知的好奇心が湧いてくるんだよなあ。良書です。(4)

    -----
    @全体として、[分子生物学]に関する本
    @[真核細胞のタンパク質合成の仕組み]について、[RNAの働きを中心に生化学的に]詳しく述べている
    @[構成] DNAからmRNAへの遺伝子の転写について → mRNAが編集されて遺伝子が整形される → mRNAからタンパク質が合成される → その他RNAに関する最新の研究結果の紹介
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    投稿日:2012.06.21

  • kaosyong14

    kaosyong14

    最低でも高校生物の知識は必要と思われる。
    基礎から解説してるので、なくてもいいけど、あった方がいい。

    投稿日:2009.08.17

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