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影山理一 / マイクロマガジンコミックス (2件のレビュー)
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狐舞
今回はちょっとしんみりする感じの話が多かった。それに先代の話がチラホラと出てきたりと、普通なら終盤に向けた展開になる雰囲気ではあるけれど、これはそんなことなくいつもどおりの日常が描かれ続けるような気…がする。続きを読む
投稿日:2013.09.15
『黒犬』の優樹
そもそもが存在できる『次元』が違う“妖怪”ってのは、いると思えばいるし、いないと思えばいなくなる、そんな事を読み手に思わせる妖怪漫画 妖怪は絶対に存在する、と読み手に頑なに自論を押し付けてくる事は全く…なく、影山先生は妖怪を隣人、もしくは、野良猫や野良犬などの、人間の一日の中のどこかで必ず接する対象だ、と受け入れているように思える 私がこの漫画が好きなのは、登場する妖怪のバリエーションが多く、キャラが個性に満ちていて、なおかつ、フィクションぽくないからだ・・・まぁ、あと、画が怖くないってのもある。妖怪が登場する以上、大きな括りではホラー漫画になり、妖怪が全く恐ろしくないってのは、それはそれで致命的だが、この怖くない妖怪画が影山先生の持ち味、武器なのだろう どの話も、私の笑いのツボを適度な強さで押してくれて、幅の広い笑いを提供してくれたが、やはり、この5巻では最も、心をほっこりさせてくれた、雪の夜に来た不思議な恩返しを綴った、第六十話『閑話・雪の夜語り』を個人的に推薦したい 情けは人のためならず、優しくする相手が人間だろうが、妖怪だろうが、違う次元の存在だろうが、筋を知っている者はちゃんと、困っている時に助けてくれる 笑える話では、第伍十六話『送り狼』だろうか。こんな可愛い、送り狼ならぬ送り犬は大歓迎である。あと、奇異太郎のその場凌ぎ力にも感服w続きを読む
投稿日:2013.08.28
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