0
乾石智子 / 講談社 (17件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
マタン
このレビューはネタバレを含みます
一応ファンタジーですが 剣や魔法がやたら出てくる世界観ではなく 登場人物はこの世界を生きる少女です。 ただし彼女は理不尽な思いをし続けていました。 母親のサンドバッグとして 扱われていたのです。 そんな思いをしていた彼女が出会ったのは 一つの石。 そこから彼女は異世界へと 旅立っていくのです。 なんだろう、似たような思いをしたからかな。 すごく突き刺さるの。 そして悪として描かれているもの。 これってなくならないものを体現しているの。 ただね… まだこの世界は捨てたもんじゃないと思うのよ。
投稿日:2022.06.11
東野みずほ
冒頭数ページを読んで、ネイティブアメリカン絡みの話かな?と思ったが、意外にというか異世界ファンタジーものだった。貴石や鉱物が好きなのでそちらの要素が嬉しい。
投稿日:2020.04.11
ねえな
『夜の写本師』から始まるシリーズが気に入ったので、未読本を検索して古書で買ったが、古書代に相応の感じ
投稿日:2019.02.16
hiromiyanase
初めての著者。 苦難の少女がファンタジーの世界を通して成長していく。 宝石?石?という軸が、非常にきらびやかで読みながら映像化されていくようでした。
投稿日:2018.11.21
yoshio2018
シエラ・リーは家庭で問題を抱えていた。彼女の母親が彼女を憎んでいるのだ。兄が浴槽でなくなったことを兄を見ていなかったシエラのせいだという。父も兄弟も母から逃げている。シエラも逃げ出したかった。そんなときネイティブアメリカンのおばあさんに出会った。彼女からトルコ石を買ったシエラは、おばあさんからあんたは「石の司」だと言われる。公園から通路に飛び出したところで自転車にぶつかった。気が付いたらそこはニューヨークじゃなかった。そこはヴェレスだった。
投稿日:2018.10.11
りんご花
母にいらない子など言われ続けて育ってきたシエラが自分の境遇や憎しみなどと立ち向かい成長していく話。 楽な方向にいきたくなるのはすごくよくわかるし、わざわざ苦しい方向に進む勇気はわたしにはないなと思うので、シエラが羨ましいです。 何度も何度も誘惑されながらもいろんなひとに支えられて最後は見事に閉じることができ、イオーロともときどき会えてハッピーエンドでよかった。いずれは母と対峙するときがくるけどここまで戦ってきたシエラなら乗り越えられますね。 欲をいえば、イオーロとの関係を後日談でもう少し読みたかったような。文庫になるときは付けてくれたらうれしいです。
投稿日:2018.06.28
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。