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カレルチャペック, 飯島周 / 平凡社ライブラリー (13件のレビュー)
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柴見流一郎
自分も細やかな程度に土いじりをすることがあり、その点において共感することやそんなことまで!と大変さを知った一冊。やはり命を育てるって、大変だと思いました。
投稿日:2024.04.21
うんこ
素晴らしい本だった。 庭いじりはやったことない私にも園芸の楽しさや苦労(その苦労も愛がある)が伝わってくる。ささやかな事をこんなにもユーモラスに表現できるなんてすごい。庭が欲しくなってきた。 翻訳も…兄のイラストも込で1つの作品になっていて、改めて文書や小説家の凄さを知った1冊だった。続きを読む
投稿日:2022.11.06
taiaka45
何かの本を読んだときに、その著者が、自分の『愛読書』として紹介していたので、読んでみたのですが、ユーモアが随所にちりばめられていて、かなり面白かったです。 園芸好きの方なら、自分にも思い当たるフシが…あることに気付き、大笑い間違いなしでしょう。 園芸に興味がなくても、天候や植物に1年中振り回される園芸家にクスッとなるでしょう。 植物の名前もたくさん出てきますが、そこは全然知らない植物名が出てきても何の問題もありません。かなり楽しめる1冊でした。 雪の降ることもあり、寒い12月~2月くらいまでは、何かすることがあるの?と思いますが、園芸家にはやることが沢山あるんですね。園芸家には休みはないのです。読めば分かります(笑)。続きを読む
投稿日:2022.06.10
しまじま
園芸家は土にこだわっている。 最終章の一節、わたしたち園芸家は、未来に対して生きている。 これはこの本の真髄のように思う。
投稿日:2022.04.16
sekishipumen
園芸を始めてまだ1年だが、すでにこのような思考になってきている。雨が恋しい、土の改良のことばかり考える、植物の名前にうるさくなる。。100年くらい昔の園芸家も今のそれと変わりないんだな。ユーモアに溢れ…る本書だが、解説を見るに、とても大変な時代に書かれたものであり、挿絵を描いている著者の兄も悲惨な最後を遂げたとのこと。このユーモアがその時の体制への批判。園芸家の人間くさい感覚や喜び、振る舞いが、それを許さない全体主義的な時代背景への抵抗なのかと思うと、今純粋に園芸を楽しめている私は、とっても幸せだ。続きを読む
投稿日:2022.02.07
toro
年年歳歳花も同じからずっていう本。 園芸を趣味とする人の日々と業の深さをおもしろおかしく綴った軽いエッセイなんだけど、いとうせいこうさんの解説を読み、書かれた時代や社会背景を知ると、受け取り手として…のこちら側の本の味わい方が良い意味で大きく変わる。 『真正の、最善のものは、わたしたちの前方、未来にある。これからの一年、また一年は、成長と美を加えていく。神様のおかげで、ありがたいことに、わたしたちはまたもう一年、未来に進むのだ!』続きを読む
投稿日:2022.01.07
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