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寺沢俊哉 / ディスカヴァー・トゥエンティワン (15件のレビュー)
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Dr.(読多ー)あんころ猫
指導というカタチはついつい一方通行になりがちですが、受身の「お客さん」ではなく自ら行動する「参加者」にさせる、という話はとても納得でした。
投稿日:2022.06.02
takahirokazama
・敬意をもって対応する ・熱意と興味を両輪にする ・教える相手のアフターを明確にする ・お互いが発見し合う空間
投稿日:2020.01.24
motokoo68
このレビューはネタバレを含みます
【読書感想】「プロ研修講師の教える技術」寺沢俊哉 プロの研修講師である著者が、人に教える際のポイントをまとめた本です。 5月から久しぶりに仕事でしゃべるってのもあって読んでみました。 こないだ読んだ「教え上手」は小学校の先生が書いたもので、やはり事例も小学校の例が多かったんですが、 こちらはコンサルティング業務やってる著者が書いてるものなのでビジネスな例が多いです。 でも、基本的に言ってることは同じで、受身じゃなくいかに参加させるかってところが大事だそうです。 この本、現役教師&講師の方々で若い人たちにはとても良い教科書になります。 すごいわかりやすい。 ベテランの人たちには今更な点も多いと思いますが、仕事に直結してるしすぐに使えるテクニックなどもあるのでオススメです。 ワタクシ的名言 先輩コンサルタントは、「小学校5年生の女子に理解、共感してもらえるようにしろ」と言っていました。確かにその通りで、小学生に話すつもりで言葉を選ぶと、自分自身が本質的に理解していないことに気づきます。(本文より引用) ↓ IT業界は多いですよねー(笑)カタカナ。 んで、みんなその単語を知ってること前提で話すんだよねー。 質問による進行は怖い。あの「ハーバード白熱教室」で有名な、マイケルサンデル教授でさえ、こう言っています。 「大規模な教室の中で学生に質問を投げかけるというのは、教師として自身を予測不能な状況にさらすということです。 もっとも、サンデルさんの場合、対象は千人という規模ですが(笑)、仮に、数人を相手にしていても、コントロールが利かなくなるのではないかという不安は同じです。(本文より引用) ↓ 著者は上述のように質問で講義を進める恐怖を語っておりますが、それでも参加型の講義を目指すなら質問を核に講義を進める方がよいとおっしゃっています。 超有名な教授とかでもやっぱりこの進め方は怖いんだーというのに驚きでした。 怖いよね、確かに。 著者は、本の中で恐怖を乗り越えるためのテクニックをちょこっと教えてくれてます。 「成功するコンサルタント、講師、ファシリテーター、コーチには共通する点がある」 先輩の言葉に、駆け出しの私は、かなり前のめりになりました。 「成功者の共通点、それは、教える自分が一番気づく人になるということなんだ」 (中略) 「だからそうではなく、どんなときでも、自分がこの機会に新しいことに気づこう、自分もこの場から学ぼうというスタンスでいることが大切なんだ。そうすると、不思議なことに、自然と相手も気づくものなんだよ」(本文より引用) ↓ なんとか教えてやろう!何としてもわかってもらおう!と頑張りすぎると強制モードというか熱意の押し付けになってしまうそうです。 これ、大事だなー。 勉強になりました。 5月からの研修で色々試してみよう。
投稿日:2017.03.06
konozawa
社内講師の参考図書として取り上げられていました。 著者はエドガー・H・シャイン(マサチューセッツ工科大学名誉教授)の言う、「プロセス・コンサルテーション」を目指すといっています。直接講座を受けたことはありませんが、ワークショップ形式、ファシリテーション的な講座をされているんだろうなと推察します。本の結論、『(受講者を)「お客さん」にせず「参加者」にさせろ!』は私も全く同意見です。
投稿日:2015.04.14
yoichiokayama
さらさらっと読めました。 向山洋一氏、岩下修氏などが引用されています。 いろいろ共通点を感じる本でした。 細かなスキルが書かれています。 あまり体系的な感じはしませんでした。 これから講師を始めてみた…い方には役に立つかもしれません。続きを読む
投稿日:2015.03.11
ohisamayoko
大人を教える時に褒めてはいけない。 モンテッソーリ教師心得12箇条 1.環境に心を配りなさい。 2.教具や物の取り扱い方を明快に正確に示しなさい。 3.子供が環境との交流を持ち始めるまでは積極的に、交流が始まったら消極的になりなさい。 4.探しものをしている子供や、助けの必要な子供の努力を見逃さないよう、子供を観察しなさい。子供の喜びを大人の代行で奪ってしまわないように。しかし、助けが必要なタイミングは逃さずに。 5.呼ばれたところへは、駆け寄り、交歓しなさい。 6.招かれたら、耳を傾け、よく聞いてあげなさい。 7.子供の仕事を尊重しなさい。質問したり、中断したりしないように。大人の一方的な都合で、子供の仕事を中断したり、妨げたりしないように。 8.子供の間違いを直接的に訂正しないように。大人が思っている以上に子供はプライドが高いので、直接的に間違いを正すのではなく、子供自身に気づかせるように。また、間違わないように仕向けることもしないように。間違うことで学んでいくのだから。 9.休息している子供や他人の仕事を見ている子供を尊重しなさい。仕事を無理強いしないように。 10.仕事を拒否する子供、理解しない子供、間違っている子供には、たゆまず仕事への誘いかけを続けなさい。⑨と⑩の子供の様子は外見上は同じように見えますが、内面はまったく逆。これを見分けるためには、日頃から子供をよく観察していなければならない。 11.教師を探し求める子供には、そばにいることを感じさせ、感づいている子供には隠れるようにしなさい。 12.仕事が済んで快く力を出しきった子供を静かに認めながら現れなさい。決して安っぽい言葉で褒めないこと。子供の心に安らぎを与えられるように。 自分のメリット、メリットのその先にあるもの、他人へのメリットの3つを盛り込む。 聞き手の無言のツッコミに答えるように話す。 共感「あるある」、意外性「へえ〜」、納得感「なるほどね」 権威(実例・秘話・実績・お墨付き)・可能性・希少性 魚の釣り方をいきなり教えてはいけない。相手が「やりたいんだけどできない」状態になってから。 目線を合わせるのが難しいなら、鼻の頭でも大丈夫。
投稿日:2014.05.12
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