【感想】イノセント ブラッド

華藤えれな, 藤崎寛之丞 / リンクスロマンス
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ぴよこ

    ぴよこ

    ◎総合評価 3
    ◆ヒロイン? 4  ◆ヒーロー? 4
    ◆純愛 5     ◆情熱 4
    ◆さわやか 3   ◆セレブ 1
    ※基本ハッピーエンドだけど、遠い将来のことを思うとちょっと切ない。

    投稿日:2013.05.27

  • yukiserigaya

    yukiserigaya

    このレビューはネタバレを含みます

    確認先:目黒区立八雲中央図書館

    華藤による吸血鬼もの(@Vieena)の作品は本書の他ガッシュ文庫から刊行された『異端の刻印』(これについても読了済み。レビューするかもしれない 回送先:町田市立金森図書館)でも展開されているが両者の間の接点が見えないため、それについてはおいおい考えていくことにしたい。

    本書を評価するポイントは、魔族という他者からの排除を受ける問題についてそれから真正面に向き合い、そして安易なセックスによる解決ではなくwell-beingな解決へとキャラクターを真剣に動かす力量にあるところだ。ありきたりのBLはこの点をどうも尻込みしやすいがそれを避けていては元も子もないだろう。
    ただしこれは誤読を招くことになるかもしれない。というのは主人公の「イノセント」は性にたいしての「イノセント」ではない。人間社会の内側にある権力や権威への執着に対する「イノセント」だということだ。先行レビュー(本来はレビューに値しないのだが)では、泣けないというコメントがあったが、そもそもこれごときに「泣けるBL」と売り込んでいる幻冬舎コミックスの編集及び営業サイドの問題を作者に責任転嫁してどうなるというのだ。それこそ作品に対する真摯さのなさを露呈する。

    同時に華藤作品全般に見える「一筋縄にはいかない他者との共生(Well-being)」への真摯なまなざしがBLのロマンス(&セックス)コードに惑わされることなく一貫して作品を貫いていることも評価のポイントだ。受けなる存在はただ素直で健気であればいいのか(そこに潜むバックグラウンドの存在に目を向けなくていいの?)という素朴な疑問を黙殺してきたBLの箱庭にとってこれは痛烈な反語だろう。
    しかし、これを越えない限り先には進まないと思うがどうだろうか。

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    投稿日:2011.03.02

  • sayuri

    sayuri

    吸血鬼ものです
    が、しかし、この吸血鬼さんは貧乏です
    人間の子を助けて、育てちゃうんです

    私的には萌えツボど真ん中

    ちょこっと抜けてる主人公カプを暖かく見守ってください

    投稿日:2011.02.03

  • やまもも

    やまもも

    泣けると聞いて一番はじめに読んだのですが、イマイチきませんでした。かなり前なので、もう一度読めばまた違った感じ方ができるかも。

    投稿日:2009.06.26

  • 副島上俊

    副島上俊

    相変わらずの華籐えれな節を見せ付けてくれた作品でした。本当にこの人の設定はツボだ。素敵なファンタジー小説を見てる気持ちになれました。

    投稿日:2005.02.10

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