【感想】マネーと国家と僕らの未来

堀江貴文, 茂木健一郎, 金杉肇 / 廣済堂出版
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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ブクログレビュー

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  • touxia

    touxia

    むさ苦しい、暑苦しい オトコ 
    三人がかたる「現在と未来」のありかた。

    ビットコインは、国境を越える。
    国家が通貨をだすと、国の事情で、印刷しまくる。
    国家が保証している通貨に 本当に信用があるのか
    アルゴリズムで支えている通貨のほうが、信用性があるのでは?
    結局 国とは 何故あるのか?
    ホリエモンは 領土はシェアーすればいいと言い退ける。

    仮想通貨は 誰でもできる。
    マイニングするコンピューターシステムがあれば。
    ビットコインは 2100万ビットコインが上限とされている。
    現在 200万円近くなのだから 42兆円もの 通貨総額となる。
    基本的には 通貨の扱いでなく 貴金属としての扱い。

    ここで、突き当たるのは 銀行 という存在である。
    海外に送金するのに なぜ高い手数料がいるのか?
    スマホで 瞬時に 国境を越えて、手数料もいらない。
    ふーむ。すごいことになってくるね。
    だから、中国では 禁止令を出すことになる。
    ビットコインが 少額決済ができないところに、
    ビジネスチャンスがある。
    微信は そのことができているので、おおきな変化が生まれている。

    ビットコインからはじまった 論議が 国家の存在を疑う。
    そして、それぞれの資格 医師、弁護士などを疑う。
    大学って、行く必要あるの?と言う話にもつながる。
    必要ない単位を取ってもしょうがないのでは。時間の無駄では。
    それは、人工知能、ワトソンが 重要な役割を果たすようになる。
    専門的な医者が 問診するより 
    ワトソンのほうが 正確と言う時代がやって来ている。
    教師も ワトソンの助士になって 補助するようになる。

    更にすすむと『所有』って、意味があるのか?
    シェアーすればいいのでは と発展していく。
    枠、縄張り、しきたりなどを 根底から覆す時代がやって来ている。
    むさ苦しいけど、おもしろい対談だった。
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    投稿日:2017.12.20

  • あやこ

    あやこ

    このレビューはネタバレを含みます

     ビットコインってなに?おいしいの?
     この本を読んでもなおぼんやりしてるけど、読む前よりは分かったような気がしないでもないような(曖昧)。

     ビットコインメインで議論が進むが、その中で派生した国家の話、テクノロジーが作る仕事論、は面白かった。保育士が不足している一方で、判子を押すためにたくさんの人が働いているようなミスマッチ、どうしたら解消できるのか。感情論で既得権益を主張する人は絶対いなくならないだろうから、本当いったんリセットできればいいのに。
     教育も、自分が子どもを持ったとき、行政に任せていいものかと不安はある。何歳で何を学ぶかとか、中学が絶対に3年間とか、本当馬鹿馬鹿しい。広い世界を見せられる親になりたい。

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    投稿日:2016.03.16

  • kitakuni1976

    kitakuni1976

    お金とは信用であるということを再び実感。ビットコインの未来を読むことが出来たり、社会を違う角度で考え直すことができた面白い本

    投稿日:2016.03.01

  • amano225

    amano225

    ビットコインの話をメインとした国家社会についての本。
    正直いまだにビットコインってよく分からないのだけど、本当に発行量には制限があるんだろうか。今はそう思ってるだけで、将来的に「やっぱりもう少し増やそうか」とかなりそうな気もするけど、そんな単純なものじゃないのかな?
    なんだか、いろいろビットコインの良さについて語ってあったけど、やっぱりどうにもデメリットが多い気がする(特に現時点では)。投資目的なら別だけど、実用的になるのは難しいんじゃないかな。秘密鍵を失くしちゃったらまずいらしいし(そんなこというと、紙のお札でもそうかもしれないけど)。秘密鍵を盗まれたらビットマネーごと盗まれるようなものなんだとか。うーん……。
    最初の問診は人工知能に任せたほうがいいというのは納得できる。昨年亡くなった声優の松来未祐さんがかかった慢性活動性EBウイルス感染症だって、難病指定されてないぐらい珍しい病気で、最初は風邪と診断されたようだけど、もしも人工知能だったら最初から特定できた可能性もあったんじゃないだろうか。
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    投稿日:2016.02.14

  • RA101E

    RA101E

    bitcoinについて、わかったようなわからないようなままだった部分が晴れました。
    最後の茂木さんと堀江さんの意見が衝突するあたりが、お互いの価値観をよく表していて象徴的です。

    投稿日:2015.10.25

  • takamyu

    takamyu

    国家は一種の社会保障である。
    ITでつまらない仕事はなくなる。
    IBM人工知能ワトソンの可能性。

    社会のミスマッチ、書類に判を押す仕事より、お年寄りや赤ちゃんの世話をしたり、シングルマザーの家事を代行したりそちらの方がはるかに必要とされる。
    ホワイトカラーと言われている人の仕事は今の10分の1にし、もっと人間関係の仕事をすればいい。
    テクノロジーは仕事の質を変える。デュオリンゴの仕組み、コンピューターが人間に仕事(翻訳)を割る振りするしくみ
    ランサーズ 日本最大のクラウドソーシングの会社
    カウチサーフィン 知り合った人の家を借りて食事や観光を共にしたりする。
    続きを読む

    投稿日:2015.07.19

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