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渡航, ぽんかん8 / ガガガ文庫 (21件のレビュー)
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tacom
このレビューはネタバレを含みます
年末年始、進路選択回。 葉山の進路を探りながら、奉仕部の距離感も探ってる八幡でした。 戸塚が頼ってもらえたわりには、活躍の出番が少なくて寂しいですね。ただ、少し本音を言い合えた感じでよかった。 この巻は、雪ノ下、葉山、三浦、戸塚、小町とちょっとした本音が出てきてる感じで、10巻もキャラの動きを読んできた側としては感慨深い感じがしました。 最後のマラソンでの解決は、これまでにないほどすっきり(?)とした解決方法でした。 ということで、美人のお姉さんもだいぶ現れ出して、そろそろ雪ノ下ファミリーの話に入るんでしょうか。次巻も期待です。
投稿日:2024.03.08
jixisan
あのギスギスした感じから徐々にお互い歩み寄ってキテる八幡軍団。そしてその変化は周囲でも。。。進路を見据えての文理選択の時期から葉山たちの間も変化が起き始めていた。 徐々に徐々に話が進んでいますね。個人…的に今回の八幡のやり方は今までのやり方とは違って良いね。今までの周りから自分がどう思われても良いというやり方には納得できなかったけど、今回は同じように身体を張っていてもしっかりぶつかった気がする。この調子で頼むよ、八幡続きを読む
投稿日:2022.03.18
fudo
前半はクリスマスイベントの一件が解決した後の日常イベント。いつものメンバーでいつも通りの会話。雪ノ下母が出てくるが、特に変わったことはなし。 後半は葉山隼人のお話。彼がなぜ周りに文理選択のことを話さな…いのか、というのが本筋。 葉山と比企谷のなんとも言えない関係性がいい。 ラスト数ページは雪ノ下陽乃の黒い部分が垣間見えた気がした。次巻で大きな動きがありそうかな?続きを読む
投稿日:2020.02.29
nira1013
アニメ2期の呼び水としては十分な出来なのでは さほど冗長にならずにこまめにオールスターキャストを登場させた内容。 ファンブック的になりそうなところを進路選択に絡めて少し真面目な雰囲気にしている。 …主課題は三浦が随分と深刻になっている「葉山の文理選択」。 校内マラソン大会中にヒッキーがトップの葉山に追いすがり、ゲスいトークで本音を探ろうとする。 肝心の種明かしが、二者択一で難しさがなく、論理的でもないので煙にまかれたよう。読了後、物足りなさが残る。 また、マラソン中の謎解きは、氷菓シリーズ(未アニメ)にもあるので新鮮でもない。 小町が愚痴をこぼすところは良かった。 川崎とちゃんと会話をしたのもちょっと感動。 Wヒロインレースは、ラスボス母親と挨拶させた雪ノ下が、2回程顔を接近させた由比ヶ浜を一歩リードか。 ところで、初詣の京成線の帰り道の描写によると、雪ノ下の高層マンションは新習志野駅近くにあるのだろうか?続きを読む
投稿日:2018.10.29
reinou
ライバル男性キャラクターが伴って始めて物語を輻輳させうることからすれば、葉山が確固とした存在感を持って機能する本シリーズは、初期の期待通り、いやそれ以上と言えるだろう。そして、性格のっぺらぼうの彼に少しだけ焦点を合わせた本巻では、彼自身が生みだした波紋を通して、雪乃、陽乃、優美子、そして八幡を漣の如く静かに揺り動かす。◇謎も散りばめつつ、物語のラスト方面への種まきは済ませたのだろうが、個人的には、要領と小悪さを兼ね備えたいろはに八幡が掻っ攫われる。それを見た雪乃と結衣がどう動くのか、を見てみたいが…。 孤高の仮面を上手く脱げない雪乃、猫かぶり仮面をはずせない結衣にとって、八幡の「本物」を理解し捉えるには、それくらいの荒療治が必要だろうから。そして、大切な関係性、本物の関わり合いには、互いに不断の関心と努力が求められることを知っていくはずだから。
投稿日:2017.01.23
natsu
進路希望調査。 3人の関係はあんまり進まず。 けど、着実に終わりは近づいてるんだなぁと思わせる。 葉山隼人はほんとに超人じみてるな。 なりたくはないかな、とも思ったけど。
投稿日:2016.12.09
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