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上遠野浩平, 緒方剛志 / 電撃文庫 (12件のレビュー)
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キじばと。。
「ブギーポップ」シリーズの第19弾です。 塩多樹梨亜(しおた・じゅりあ)と甘利勇人(あまり・ゆうと)の二人は、統和機構に命じられて、それぞれ宮下藤花と岸森由羽樹(きしもり・ゆうき)の尾行をおこなって…いました。一方、深陽学園で風紀委員長を務める新刻敬(にいこく・けい)は、藤花をストーカーしている人物がいることに気づき、その正体をたしかめようとします。彼女は、岸森のいる市立幡山高校を訪れますが、そこでゆがんだことが許せない彼女の心のスキを突かれ、洗脳されてしまうことになります。 これまで何度も物語に登場しながらも、スポット・ライトがあてられずにいた新刻敬が、ようやくというべきなのか、中心的な役回りを演じています。彼女のこれまで見られなかった魅力がえがかれていて、たのしんで読むことができました。また、これまでにくらべてストーリーの見通しがよくなっており、スムーズに読み進めることができるように感じます。続きを読む
投稿日:2023.09.21
shimooon
このレビューはネタバレを含みます
「おまえの心のことは他の誰のせいでもない……全部おまえが責任を持たされているんだ。……決められるのはおまえだけで、他の連中はしょせん、右から左へ舞台を歩いていくだけのエキストラにすぎないんだよ」(150頁)
投稿日:2016.10.09
bs_yasagure
俗に「心の闇」と呼ぶものがどんな心理で生まれるか、など簡単に説明できないところが人の心の不思議さ。もしそれが他人に自由に操られるとしたら…!と考えると恐ろしくなる。ストーキングと厳格なる正義、そして常…識を疑うことが今回のキーワード。メインにいる語り手こそ新刻敬だけど、久々に宮下藤花も表に出てきて安心して読めた。続きを読む
投稿日:2015.09.22
ことと
ブギーポップ、ストーカーされる。 そういえばブギーポップに立ち向かう話はあれど狙うって話はありそうでなかったなぁと。着眼点はよかったのに小物すぎてあわれ。決め手が能力頼りじゃなくてストーキング技術頼り…ってのがちょっと笑ってしまった。 登場人物の顔ぶれもあってかなんとなく初期の頃を思い出す青春群像劇な作風。ほろ苦いビターエンドが多い中夜が明けたような清々しいエンドも初期の頃を彷彿させられました。 しかしブギーポップさん自動的だとか意思がないとか言いますがあの仕打ち見る限りかなりストーキングにご立腹ですよね。なんか今までの中でもかなりむごいというか絶対感情こもってるって。続きを読む
投稿日:2015.06.19
zeleny
すっかり忘れていて、今さら買って読んだ。 展開が速く、飽きずに、一気に、しゅばっと読めた。 人造人間の多さよな。 こうなると竹田くんの師匠も怪しい。 ブルドックが『新世界より』のスクィーラで再生さ…れた。 なんでブルなんだろ?ちょっと考えてみるか。 あー…『エンブリオ』あたりの絵に戻らないかなー……。続きを読む
投稿日:2015.06.03
kogakura
05/17/2015 読了。 図書館から。 新刻さんとか久しぶりだ! 小さいブギーポップかわいい。
投稿日:2015.05.17
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