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草凪優 / 実業之日本社文庫 (3件のレビュー)
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みき
もともとサスペンスが好きな分、読み慣れていない官能小説に殺人事件が組み込まれるとサスペンスに振りきっていないところが気になって気になって、集中出来ない。 とことん堕落している梶山の何を「堕落者」と言う…のかと思ったら、ラストでしっくり。 それにしても梶山が快楽堕ちした3人の女性とのセックスシーンは、自分も味わってみたくなる(笑)続きを読む
投稿日:2022.07.02
office4690
文末の解説ページに著者と勝目梓の対比の記載あり、勝目梓はセックスの向こうに情念を置く、著者の草凪優は、情念の向こうにセックスを置くとある。なるほど、今風なのは著者の作風なのかもしれない、ストーリーによ…り現実味がある。続きを読む
投稿日:2018.04.01
パラボス
恋愛アンソロジー、前読了作『果てる』の隣に気になる帯で積んであったので、購入。2010、『この官能文庫がすごい!』大賞受賞作家の1冊。 要は、ダメ男の話! 世間的に、ダメ男は、女、酒、ギャンブル(金)…にだらしない。 この主人公のダメ男は、しかも、そこそこ上流からのドロップアウト。さて、どぅなるか……。 なかなか、ナイスな、ダメっぷりでした。 官能系だけに、四章括りで、それぞれ異なった女性との性的エピソードを絡めて話は進んで行きます。 読後感じたのは、何と、まぁ、起承転結がキチンとしてるのか……。と言うコト。 3章後半の流れで、ラストまで、押しきったら、★☆☆☆☆かもしれなかったのに、ダメ男はやはり、ダメ男だった。 少なからず、ダメ男なりの救い(いや、堕ちる方向なのだが……)もあり、ソコを選んだ(3章後半の流れで終わらなかった)ので、★★★☆☆。 官能の、どストライクを書ける作家が、カーブ、スライダー、フォークと、官能と言うストライクゾーンをいっぱいに使いながら、その枠に留まらない作品を発表してるのは解る。 でも、この作品はソレだけ。 官能系のストライクゾーンを広げるコトも、他のジャンル好きを巻き込むコトも出来てないかな……。 でも、単純に(肩肘張らない)ダメ男的、エセ・ハードボイルド(いや、生煮え)として面白い。続きを読む
投稿日:2014.11.26
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