【感想】元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略

森下信雄 / 角川oneテーマ21
(16件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • unao

    unao

    宝塚が好きな人は読むべき1冊。
    こんな風に年間の公演が決まり、内容が決まり、脚本や演出家が決まっているなんて知らなかった!!!

    投稿日:2022.03.29

  • あつみ

    あつみ

    経営戦略という視点は面白い。
    エンタメという変化の激しい業界で、宝塚が100年以上続いていること、また、昨今のコロナ禍にあって、新たな配信という形にも積極的に取組み活用しながら興行をつづけられていること、独特の経営あってのことと思います。

    一方で、男性ファンを増やしたいという思いが執筆の原点にあるのであれば、経営視点とともに、男性からみた宝塚の魅力についても書いてあればもっとよかったのに、と思います。
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    投稿日:2021.11.14

  • ayano6n

    ayano6n

    元支配人が解説する宝塚の収益の仕組みと今後成長に向けた提案に関する本。
    地方公演や中日劇場や博多座の公演の意味合いや梅田芸術劇場の公演が何が求められるかはおもしろかった

    投稿日:2021.02.23

  • jpomega2020

    jpomega2020

    まあ鉄道事業は先細りだし、仕方がないけど、水物のエンタメ事業を収益の柱にしないといけない阪急グループも大変やなあ。本社から出向させてる理由がよくわかりました。

    投稿日:2020.08.01

  • Nagiko

    Nagiko

    宝塚ファンとして興味深く読みました。

    製作の垂直統合により独自の美意識・世界観を体現でき、それが競合優位性となる、というのは納得。
    一方で、競争がないことによりマンネリ化や妥協が生じ?、特に脚本、作曲、振付などに「あと一歩の物足りなさ、残念さ」を感じざるを得ない現状を認識しているのだろうか?
    生徒が未完であることは応援したい気持ちにさせる要素の1つになるが、作品が未完であることを堂々と許容すべきではない。「芝居が駄作でもトップが格好よければ成功」などと書いていたが、趣味が多様化し芸術に目が肥えてきた現代の観客には通用しないのだと経営層にもきちんと分かってもらいたいものです。しょうもない脚本にも関わらず一生懸命熱演する生徒が不憫で券を買う、なんていうファンをいつまでもあてにしていたら、次の100年はありません。
    100年続いてきた宝塚、良き方向に発展していって欲しいものです。
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    投稿日:2017.05.10

  • masa0612

    masa0612

    経営学の理論を使用し、宝塚歌劇団の持つビジネスモデルの優位性を紐解いている。男性から見ると接点のない不思議な世界だが、なるほどよく考えられたモデルだと気づかされる。100年を掛けて培われたこのモデルを研ぎ澄ますことで、さらに盤石になると本書は結論づけている。
    この結論には違和感がある。私の周りで宝塚を観たと言う話は聞かない。東京出張の際に見かける、劇場前に詰めかけるファン達の年代は明らかに高い。本書では、コアなファンに支えられた閉鎖性をブルーオーシャンとして捉えていたが、新規の開拓がなければ、弱体化は避けられない。劇団四季は、中学や高校と連携し、課外授業として学生向け公演を行っている。また、新日本プロレスは、かつてはコアなオールドファンが会場を埋めていたが、ここ数年の積極的なプロモーションなどで、新しいファンを取り込み、経営が改善している。
    宝塚も、開放する方向へ舵を切った方が良いように思うが、どうだろうか。
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    投稿日:2016.12.24

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