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ルソー, 永田千奈 / 光文社古典新訳文庫 (14件のレビュー)
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きゃろ
図書館で借りたが、すごく良かったので自分で買って手元に置いておくことにした。 第五の散歩、サン・ピエール島の話は全てが美しくノートに書き写したくなった。
投稿日:2024.02.29
minie
徳を積むという行為は、特別なことをしなくても、日常の生活の中にあることがわかった。 『方丈記』鴨さんと同じ行為で精神を落ち着かせるのに驚いた。時代も国も違うのに、同じものにたどり着いている。人間の本能…なのだろうか。続きを読む
投稿日:2023.07.07
アン
ルソー初読。エセーを読んだ時も思ったが、教科書で学んだ哲学者たちの著作を大人になって実際に手にしてみると、想像以上の人間臭さに驚く(学生時代に背伸びして読んだカントからは全く感じなかったが…)。思想を…吟味するというよりは、親近感をもって軽く読んでしまった。また読み返したい。続きを読む
投稿日:2023.04.30
喃々
迫害という真実とそうではない被害妄想に囚われたルソーが世間を忌み苦しみながらもどう生きていくか、という本。 夢想をし、植物研究に熱中し、己を肯定する為に自己弁護と理論武装をして未来の読者に向けて(ルソ…ーはあくまでも余生のためと書いているが)託したかったのだろう、正直なところ救ってほしかったのかもしれない。 個人的に人間臭いルソーが苦手で、でもこの丁寧な解説があるのに、苦手なんて言えないよねと思った。 続きを読む
投稿日:2022.01.29
ふみ子
初めてのルソーでした。 彼の哲学は個人的には少し共感もありました。 自分の置かれている身にとっては、良い本に出会えました。 ルソーという人物が知りたい方、初心者にはこの本が良いかもしれません。 彼…は繊細な方だという印象を受けました。 訳が非常に分かりやすく、また読みやすかったです。 光文社も初めてでしたが、これから躊躇なく手に取ろうとも思いました。 なんか、ルソー可愛かったです。続きを読む
投稿日:2021.07.01
advicekiyomidosu
フランスでは、青少年が一度は手にとって読む本だという。 社会科でも習った宗教改革の箇所で必ず出てくるルソー。 人生の晩年は、教会からも、学会からも弾圧、無視され寂しい人生だったようだ。 それらからの…疎外感に憤りを感じて憤死してしまうような日々を送っていたが、怒りも一巡すると静かに自分自身を見つめる時間に変わる。 そんな自分自身を見つめる10章。 遺作となる。 冒頭から読み始めないで、訳者後書きや、80ページにわたる解説から読むと、どうして冒頭から怒りに満ちた作者の心情が読み取れる。続きを読む
投稿日:2021.01.16
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