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久坂部羊 / 幻冬舎新書 (15件のレビュー)
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chocoberry
このレビューはネタバレを含みます
医師で作家の久坂部羊さんの父のお話。医者にかかりすぎるのはよくないが、ここまでほったらかしにはそうそうできないとも思う。でも、こういう生き方があるのだと参考になった。 何もしないで大丈夫。あるがままを受け入れる。それがよりよく生きるヒントだと学んだ。 ・ストレスが諸悪の根源説 ・父の信条は「無為自然(よけいなことはせず、自然に任せるのがよい)」 ・退職後はたくさん海外旅行 ・定期検診の意味 ・長生きする苦しみがある ・何もしないで大丈夫。あるがままを受け入れる。
投稿日:2024.04.23
nico
自分の死に対するのぞみ方と、今 生きている時の生き方を考えた。 答えはシンプル。 しかし、家族が死から逃れることが出来ない場合の、自分の考え方は難しい。 自分じゃないから。 そう、考えると、や…はりひとりひとりが、自分の、考え方を明確にし、伝える、または残すということがとても大切だと思う。 そうするのが、当たり前の世の中になって欲しい。続きを読む
投稿日:2024.03.02
にら
そう遠くない将来に起こり得る看取りの予習のために関連本を読んで勉強中。 人間の死について、医師の観点からも、家族の観点からも書いてあり、とても参考になった。
投稿日:2023.08.18
muffin
久坂部先生のお父様のお話。 お母様やお嫁さんは大変だったと想像がつくが、お父様のご希望が叶えられていてうらやましいと感じた お父様も麻酔医であったそうだが、お医者さんや検査を避けていて共感をもてた… 感情失禁というのがあるとは 自分で排泄ができるうちにうまくがんになって死にたいものだ続きを読む
投稿日:2022.08.14
miserybeatle
在宅医療を知っている医者が書く、 在宅で家族が死ぬということについて。 通常の在宅医療や緩和医療のノンフィクションは患者本位であることが多いが、これは徹底して家族目線である そこが、面白かった
投稿日:2021.02.23
小桜
とても面白かった。常日頃から長生きすることに疑問を感じていたので、これを読み早く死にたくなった。誤解を招く表現だが、自殺願望は一切ない。感銘を受けた部分を抜粋。『実際の長生きはつらく過酷なものだ。あし…こしがよわって好きなところにも行けず、視力低下で本も読めず、聴力低下で音楽も聴けず、味覚低下で美味しいものもわからず、それどころかむせて誤飲のきけんが高まり、排泄昨日も低下し、おしめをつけられ風呂も毎日入れず、容貌も衰え、なんの楽しみもなく、まわりの世話にばかりなる生活が“長生き“の実態だ』 認知症になればまだましだが、頭がしっかりしているとことさら辛いことだろう。 貯金使って美味しいもの食べたら、もういいやと楽になれた本。 余命の聞かされる癌が1番ベスト。区切り分からずダラダラ生きる方が辛い。 正月早々、考えさせられた1冊だった。続きを読む
投稿日:2021.01.02
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