【感想】暗号名ブルー

喜多嶋隆 / 光文社文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 蒼樹

    蒼樹

    小泉柊一は暗号名ブルーとして暗躍する秘密諜報員。
    海の上で行われる不当な取引や密入国の阻止ご彼の主な任務だ。
    ある日。カツオの群れを狙って釣りに出た柊一は、大型の貨物船から飛び降りた女性を助ける。彼女は誰かに追われているらしい。
    行きがかり上、彼女を守ることになった柊一だったが、彼女の存在が彼自身の何かを変えていくことになる。

    2014年6月18日読了。
    ここのところ、長編といえばヒロインが活躍することの多かった喜多嶋作品ですが、久々に男性が主人公の物語です。
    喜多嶋さんだからこそ書ける、海上のハードボイルドな世界。
    その上で、過去に心に傷を負った一人の男性が新たに歩き出すまでの再生の物語でもあり、ラストはほろりとさせられました。
    シリーズ化は難しいかもしれませんが、この路線での新作がまた読めたら嬉しいですね。
    続きを読む

    投稿日:2014.06.18

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。