【感想】アウトニア王国再興録4 でたまか 驚天動地篇

鷹見一幸, Chiyoko / 角川スニーカー文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 月居遥

    月居遥

    いよいよでたまかも残すところあと1冊。
    読むにつけ「やっぱでたまか面白いーーー!」と思うので、寂しいなぁ。
    とはいえ第2部(アウトニア王国再興録)後半以降はメイの出番がおっそろしく減るのでそもそも寂しいのですが…。
    皮肉にも?主人公マイドの出番は今回はやっと多目でした。
    あとメス猫カルテット(ネカン・ヨニ・オノチ・アーヤ)+ワタル+コーリンなんかが活躍。
    ですが、今回助演女優賞(笑)なのはコットンちゃん。
    最後にチョイと出るだけですが素晴らしい。

    マイドはアウトニアを護るために帝国と戦いますが、同じように帝国の中でも皇帝アリクレストと敵対する人物達が戦いを開始します。
    マイドを理解するエリスさん、そして前皇帝ダイテツ7世。
    マイドとアリクレストって「人徳だけを持つ男」と「人徳以外の全てを持つ男」の対決ですなー。
    それぞれが進むその後の人生がどちらが価値あるものかを語ってます。
    他の人物達はこの2人の間を葛藤しながら行き来しているのかも。
    で、コットンちゃんですが、帝国軍に辞表を出し、マイド(そして何よりケルプv)の元に向かおうとする直前、ヴァーチャル空間でエリスとダイテツ7世に出会い、協力を要請されます。
    マイドやケルプたちと「同じ想い」を抱く彼らの想いにうたれ、要請を受ける彼女。

    「ケルプ、ごめんね。またあんたのところに行くのが遅くなっちゃうね。
    でも、いいよね。
    私たちは同じところに向かって歩いてるんだもの。」
    …アスカガだぁーーーーー!てか45話のアスランそのものだーーーーーー!

    かなり泣けました。
    こういう想いを抱く彼女、そんな彼女を愛するケルプ。素敵ですなぁーーー!

    他にも「青雲立志篇」で微笑ましかったティーとユーさんのバカップル(違)も見れます。
    ここからあのお話に繋がるんですね
    続きを読む

    投稿日:2009.10.29

  • arumo

    arumo

    マイドをかばい、帝国の刺客に撃たれたメイ。同時に帝国軍はアウトニアへの侵攻を開始!兵力10対1の圧倒的劣勢と知りつつも戦闘準備をしてきたアウトニア軍。だが、それもすべては無敵艦隊提督マイドがいてのこと。マイドは昏睡状態のメイをおきざりに司令台に登る。目覚めた彼女に、アウトニアが滅びたと報告することだけはできないから、と…。悲劇の渦中、でたまか戦法は奇跡を呼ぶか!?興奮必至の痛快スペースオペラ、全速前進。続きを読む

    投稿日:2006.08.08

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