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藤原祐, 椋本夏夜 / 電撃文庫 (2件のレビュー)
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とや
殊子せんぱーいっ!!!!! レジミルは毎度エピローグから始まる構成ですが、最後まで読んで、もう一度最初へ戻ったとき、どうしようもなくやるせない気持ちになった。 虚軸の消滅。本来世界にあるべきでは…ない存在が消えるということは、世界が正しさを取り戻すということ。 「これから覚えてください」という硝子の姫へのセリフがとても胸に刺さりました。 そして、再登場の鴛野在亜。 弱者だからこそ大きな願望を持つし、願望に溺れやすいんだろう。 多くの人間は、向きは違えど彼女のような弱者であって、そういう意味では、彼女はそんな大多数の代表として、虚軸に狂わされていく、陰の主人公なんだろうな。 もう一つの見どころは、蜜のアンダーゲート開放(本気モード) 物理攻撃専門の普段とはある種真逆の力。一つの出自からまったく違う方向性へ発想を向けられるのかと驚きました。 だからって硝子のアンダーゲート開放といい、伴う犠牲がやっぱり大きすぎやしないか。続きを読む
投稿日:2013.10.18
Altorose
最初から最後まで心を揺さぶられました。 最初は無限回廊の晶への執着の醜さ。 あんなの逆恨みです。 そして晶の育んできた絆の美しさ。 そして最後の衝撃の出来事。 物語の中での出来事なのに本当に悲しく思い…ました。 確かに藤原祐さんご本人が仰る様に、 著者の思い入れの介入を感じました。 それは「ルナティック・ムーン」の時とは違いますけれど、 此れは此れで良いのではないかなと個人的に思います。 どちらも其々の良い所がある様に思います。続きを読む
投稿日:2009.09.15
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