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城崎火也 / KADOKAWA (3件のレビュー)
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marimoco
教師のパワハラ、セクハラに苦しむ中学生4人が、憎い人間を誰でも切ってくれるという「包丁さん」を呼び出したところ、自分たちまでも狙われ学校内を逃げ惑う。 ゲーム&ラノベ大好きな知り合いから、好きそうと…いう理由で勧められた一冊。 ゲームのノベライズ版と聞いて納得した。いかにもゲーム的というか、スピード感があって映像が目に浮かぶよう。 乱暴に言えば、面白半分でコックリさんを呼び出したら酷い目にあった、みたいなよくある話なんだけど、いつの間にか人殺しの道具にされてしまった少女たちが哀しい。 結局一番怖いのは、人間の身勝手な醜い心ということか。続きを読む
投稿日:2018.07.21
lacrimosa
これを読んでいる誰かへ きっとこれをみたとき 私は死んでると思う だって あれは化け物だもん、 ひとじゃない きっとだれひとりとして かえれないよ 包丁さんをよんじゃだめ よんだら ぜったい死ぬから
投稿日:2015.02.25
日宮理李
このレビューはネタバレを含みます
※原作プレイ済 ホラーゲームというと、やっぱり人の残虐性というか、人の汚い部分が見えてきますね。 誰が本当の化け物なのか。 こういうのってやっぱり大抵人間なんですよね。思考を持ったが故の犯罪者。人は誰しも化け物なんだと私は思います。憎しみがない人間なんていないでしょうしね。夢の中で殺したり、殺されたり、何を一体考えるかわかりませんね。 この世の中は、決してハッピーだけじゃない。アタリマエのことを再認識させられました。 そして、人間はやっぱり汚いんだなって思います。 信用、信頼。 そんなものは本当に曖昧で、真実じゃないって思います。 人間は自分が一番大事なんです。 誰かを救おうって人間はやっぱり少ない。だからこそ、そういう希望で最後包丁さんは待ってくれたんですね。 原作だとそこらへん、語られてなかったのでここはグッドですね。 この本を別名にするなら、『包丁さんの本音』ですかね。 というのを書くのは理由がありまして、包丁さんたちの心が原作と違いわかります。 まぁ原作は逃げる方をメインにしてるので仕方ないのですが……。 そういう意味でこの本は、包丁さんをほぼほぼメインにしているので、原作プレイした方が読むと補完的にいいですね。 『病気』、『命』。 最初に殺しを命じた人が憎いですね。 癒やしが、殺しになるってのが特に。 生まれたくて生まれたわけじゃないのに、そういうカミサマになった。 さて……この包丁さんのうわさに限っていえば、 主人公は美春たちですが、ヒロインは包丁さんですかね。補完的な内容的な意味で。 この物語はいわゆる都市伝説系の物語なのですが、こういう話は村や町などではたくさんありそうですね。 実際にこんな現象が起こるとは思えませんが。 まぁ一重にしようとも思いませんがね。 自分の手を汚さずに、人を殺す。都合が良すぎる話です。 遊び事のようなことで、呼び出されてヒトゴロシをさせられる。 怒るのも無理ないですし、憎しみを抱くのも仕方のない話です。 再び包丁さんの世界から彼女たちがあらわれないことを願いつつ、感想を終えます。
投稿日:2014.01.25
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