【感想】迷子と迷子のアクセサリー店1 家なき少年と彷徨う国

高里椎奈, THORES柴本 / ビーズログ文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • ニコ

    ニコ

    このレビューはネタバレを含みます

    『お客の願いは必ず叶える。ただの一度として例外はない』
    少年店主のシオンと喋る狼マルのアクセサリー店に迷いこんだ少年。

    メイと名付けられ住み込むうちに店の不思議さに気付いていく。
    この店は客の『主観』を旅して願いのあるものにしかその扉は開けられない。

    帰るべき国を忘れたメイの自分探し。

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    投稿日:2015.12.26

  • 永杜

    永杜

    気がつけば、見知らぬ店の中。
    その店の店主に、君は迷子だ、と言われる。

    どこにでも通じていて、どこにも通じてない扉。
    色々な人物がやってきて、品物を持って行くわけですが
    読み進めるごとに、この店のルールが見えてきます。

    自分を持つ事、受け入れる事、受け入れられない事。
    それこそ千差万別ですが、3話目についてだけは
    いやいやいやと否定したいものがあります。
    責任のなすりつけ、と言われればそうですが
    それが己の基準なら…この店ではおっけー?
    というか、題名が…善人はどこですか?!

    読んでいたら、なんかこう…自分の中身に
    がっちするようながっちしないような。
    その感情だけを突起させてはいけません、と
    言われてるような気がします。
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    投稿日:2015.10.23

  • ユッカ

    ユッカ

    メイは「迷」かな?
    何故か1巻で完結だと思い込んで読んでいました。続きはいつ出るのかな。楽しみ。
    価値観について改めて色々考えてしまう。
    ちょっと「キノ」っぽい?と感じた。

    投稿日:2015.01.19

  • 翼

    【図書館本】作者読み。読んでいるとアニメでしか観ていない『キノの旅』を彷彿とさせた。
    高里さんらしい、ひねりのある世界観。深い。
    意外にもこねくり回しすぎてない言葉選び。高里さんにしては読みやすかった
    キャラもしっかり立っていて、彼らの過去やこれからのことをもっと知りたいと思った。
    続編が出ることを楽しみにしている。
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    投稿日:2014.09.26

  • s705

    s705

    天動説キノ。あるいはあやかしの関わらないHOLiC。
    集団のなかでの自分とか、価値判断とか、その辺のもやもやは共感する部分だった。

    投稿日:2014.08.30

  • 猫トみかん。

    猫トみかん。

    面白かった! 舞台はアクセサリー店から動かずに、色々な『国』のほうから世界観が訪れる、というシステムにまずぞくぞくっとしました。解決を見せてからの、もう一歩踏み込んだ展開にうわわ、となったのが『小人の国』。『善人の国』は『善人の国』というタイトルの付け方だけでしびれます。『生体の国』のあの指輪にはきゃあ///っとなりました。最後、『迷子の国』のウァラクには自分も救われました。ひとつひとつ、わたしも見つけていきたい。
    それにしても、イラストすばらしいですね! 続刊も期待してよいのかな。待ってます!
    続きを読む

    投稿日:2014.07.28

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