【感想】クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門

石川博品, 一真 / ファミ通文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
4
5
2
0
0

ブクログレビュー

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  • yamanokikuzu

    yamanokikuzu

    石川さん渾身のラブコメですね(「コメ」がメイン)。
    途中まで、『実は「信用できない語り手」型のストーリィで、主人公は最後カマタリさんの方に行くのでは……』と思わないでもなかったですが、3分の2くらいまで行ったところで、それはないなと分かりました。
    含みのあるラストになっており、続巻がないのが残念です。
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    投稿日:2021.04.01

  • negatebu14

    negatebu14

    妙に細部の描写が詳しいところがあり……不思議なラノベ作品でしたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    初めて読む作家さんであり、気にはなっていたんですけれども、今日と言う日まで読むことなく来ましたね…。

    プロフィールを見ると結構年取ってますね! ラノベ作家にしてみたら…遅咲きデビューといった感じでしょうか…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    特異な文体の割に意外と物語は淡々としていて…まあ、そこそこ面白かったですけれどもね。デデーン!ってなんだよっていう……よく分かりもしない設定が気がかりと言えば気がかりでした…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ラストもなんとなくハッピーエンドな感じで終わりましたし、良いんじゃないでしょうか…! 著者の趣味と思われるパンクロックのバンド名が多数登場するところはまあ……個人的にはどうでもいいです(!)

    さようなら…。
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    投稿日:2019.09.05

  • chokusin

    chokusin

    正確には星3.5くらい、だが楽しく読めた。意外に感じるほど真っ当なラブコメだった。

    ただ少々タイトル詐欺と言えなくもない。作中でも主人公は「キング・オブ・クズ」だの「暗くてクサくて画的にキツイ3K生物」だの散々な言われようだ。しかし選択肢を間違いフラグ立てに失敗すると直前のセーブまで強制巻き戻しという反則ワザがあるにせよ、フラグどころか重要イベントすら発生させられないダメ男では決してない。少なくとも学園ナンバーワン美少女なヒロイン等から好意を抱かれる程度には基本スペックは結構高かったりする。

    その辺りは上手く処理してあって「なんだよただのリア充(予備軍)じゃねーか」と鼻に付くことはない。なんだかんだ言っても主人公は前向きなやつだし彼に任務を依頼する未来人のカマタリさんも可愛い。その二人のコントめいたやり取りは読みすすめる推進力にもなっているし。いくら基本スペックが高くとも誰かを好きになりその気持ちを相手に伝えるためには時に自分を変える努力は必要だよね、と。

    …なんだ、要は『ドラえもん』ではないか。
    余談だがずっと「カタマリさん」だと思ってました、ごめん。
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    投稿日:2015.07.08

  • しろかぎ

    しろかぎ

    うわっすごいクズがみるみるそれなりになった!と思ったけどよくよく考えなくてもクズってほどじゃあないな…。
    B級ラノベ臭むんむんの、でっかいフォント操り出しまくり体勢からガチな恋愛ストーリーが開幕することになろうとは思わなかったので、感想としては「面白かった!」としか言えませんが、あと一言言わせてもらえるとしたら山背くんを返せってことかな。続きを読む

    投稿日:2015.02.22

  • supereasty

    supereasty

    ギャグが最高に面白かった。しかしこれは絶対にラノベのメインストリームにはなれないなという作品。でも作者さんにはこのスタイルを貫いてほしい。
    野崎まどさんの作品に慣らされ過ぎて最後に大きな仕掛けが炸裂するかと勘ぐりながら読んだが、案外普通な着地点だったのは残念。もう少し最後まで遊んでも良かったかなと思った。続刊が望み薄なのも悲しいです。続きを読む

    投稿日:2013.08.22

  • tartarous

    tartarous

    このレビューはネタバレを含みます

    「このラノ2013」で29位にランクイン。全くのノーマークだったので読んでみましたです。

    これはちょっと好みは分かれそうだけど、良かった!

    主人公のもとに27世紀からやってきた少女カタマリさん。
    曰く、その時代の日本は大変なことになっていて、それを阻止するためにきっかけとなった三姉妹を攻略しよう!という話。

    最初にセーブポイントを作って、主人公が失敗するたびに
    「デデーン」「アウトー」
    とやり直し。
    とまあそんな感じでグダグダと三姉妹との距離を縮めていく話です。

    主人公の自虐的な一人称形式で進む、独特で軽快な地の文が読んでいて楽しい。
    最初はドタバタラブコメっぽい匂いがするけど、中盤以降は結構ガチで恋愛してましたね。主人公がいつのまにか三姉妹の一人を本気で好きになっちゃって、それを自覚する過程が初々しくて良いです。そういう気持ちに慣れていない主人公が、いつも通りのクズっぽい発言で誤魔化そうとするんだけど、誤魔化しきれてない感じが、読んでいてニヤニヤできます。

    ただ、最後まで読んで思い返してみると、三姉妹は要らなかったかなと……最後にくっつく一人だけで十分だったんじゃないかと思います。

    いい恋愛小説でした。

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    投稿日:2012.11.24

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