【感想】心の力

姜尚中 / 集英社新書
(20件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ktsubaki1012

    ktsubaki1012

    h10-図書館2019.2.8 期限2/22 未読返却2/23(1日遅延)返却してもう一度借りたh10-図書館2019.2.23 期限延長3/16 読了3/15 返却3/16

    投稿日:2024.04.26

  • sistlib

    sistlib

    ★SIST読書マラソン2015推薦図書★
    【所在・貸出状況を見る】
    http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11302040続きを読む

    投稿日:2015.10.27

  • らんぼう+

    らんぼう+

    トーマス・マン 「魔の山」
    夏目漱石 「こころ」
    同じ時代に書かれた2つの小説の姜尚中的な、その後の物語。

    幅のある選択肢の中から、もっとも最適なものを選択する。(本文より)


    世間で言われている方程式に従ってたった一つの高い理想を描き、そこからはずれたらおしまいだなどと震え上がらないでくださいと。まずは自分自身がいいと思う道を進んで、それがダメだったらいくらでも図太く方向転換すればいいのです。心の豊かさとは、けっきょく自分の中に選択の幅を持っていることなのですから。(本文より)続きを読む

    投稿日:2015.08.20

  • prepre1212

    prepre1212

    心の力とは?

    →心は人生に意味を与える物語においてのみ理解可能
    人生に目標が見つからなくて立ち往生してるとき、時間を無駄にしているように感じるが、最終的には無駄ではない
    心の豊かさとは、自分の中に選択の幅を持っていること続きを読む

    投稿日:2015.07.04

  • コンセント

    コンセント

    グローバリゼーションが進み、多様化が進むどころか、むしろ人びととの価値観が画一化し、「代替案(オルタナティヴ)」というものを考えられなくなった。どのような生き方が賢くて、どのような働き方が尊敬されて、どのような生活スタイルがカッコいいのか。そうしたことについての価値観が異様なくらい画一的になっていて、それ以外のものを思いめぐらす想像力がないのです。一つの価値観しか持っていないと、それが崩れたときに逃げ場がないという恐ろしさがあります。
    心の豊かさとは、究極のところ複数の選択肢を考えられる柔軟性があるということなのです。現実はいま目の前にあるものだけではないとして、もう一つの現実を思い浮かべることのできる想像力のことなのです。
    まずは自分自身がいいと思う道を進んで、それがダメだったらいくらでも図太く方向転換すればいいのです。心の豊かさとは、けっきょく自分中に選択の幅を持っていることなのですから。
    続きを読む

    投稿日:2015.01.17

  • みんちゅ

    みんちゅ

    凡庸といっても、ただの平凡ではなく、ハンス・カストルプ的な幅と深みと余裕のある偉大なる平凡の話が面白い。
    「こうでなくても、あれがある。あれでなくても、これがある。」というようにオルタナティブ(代替案)が生きていく上で大切であることも知る。
    この話とは別に著者の名前の尚中にはドイツ語で「偉大なる真ん中」という意味があるらしく、日本名の「鉄男」よりも気に入っているようだ。
    夏目漱石の「こころ」とトーマス・マンの「魔の山」。
    改めて読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2014.11.24

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