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平金魚 / 幽ブックス (21件のレビュー)
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もんがらかわはぎ@読書垢 児童書ホラー強化中
彼らはどこにでもあるごく普通の家族だったはずなのだ。いいや、でも思い返せばとっくの昔に破綻していたのかも。全ての始まりは、いつからなんだろうか。 家族が崩壊していく様を、様々な視点、感情を伴って紐解い…ていく……。 ホラー?イヤミス?幽霊とか呪いとかの要素ががあるから一応多分ホラーなんだけど、人間が怖いホラー。物語の全てがある家族の崩壊をさまざまな人物の視点で見ていく。一番最初の「不幸大王がやってくる」からもうかなり読むのしんどかった。何がしんどかったって、出てくる父親がどうしようもないクソ男だった。ただひたすらに偉そうで、理想ばかりで。妻と娘を言葉で押さえつけて最悪だった。しかもこの男が浮気した所為で家族が崩壊していくしもう、本当に嫌悪感しかない。この男だけどうにかなればよかったのにというのが正直なところ。続きを読む
投稿日:2020.09.22
奏悟
共感されないだろうが、私にはこの本、物凄く怖かった。 何故なら、幼い頃に我が家でみていた黒い人にそっくり過ぎたから。
投稿日:2020.08.22
オパール
図書館で表紙を見て、なんとなく面白そうで借りてみた。 で、なかなか面白いソフトなホラーって感じかな。 お父さんの浮気のせいで家族が不気味に崩壊していく。 怪しい女性が何人か出てきて、家族は呪われていっ…て。 ホラーは苦手だけど、このくらいなら私にはちょうど良かったです。続きを読む
投稿日:2014.07.25
さな
怖い本が読みたくて、表紙に惹かれて手に取りました。結果としてはそこまで怖くなかったです。グロ系じゃなくて怪談寄りの怖さだからかもしれません。 変な女に手を出すと危ないですね。
投稿日:2014.04.25
kai-sou
このレビューはネタバレを含みます
第5回『幽』怪談文学賞・短編部門大賞受賞作を含む8話。 どこにでもあるようなごく普通の家庭が、じわじわと狂っていく様が描かれている。 家族や一家に関わる人々の目線が1話毎に交わりながら紡がれていくことで、狂っていく、狂わされた過程が次第に明らかにされていく。 じわじわと何かに侵食されていくような不気味さに嫌悪感を覚えるが、「こっちだよ」の恵美とまっちゃんはなんか好きだなぁ。 そして本編とは関係ない部分だけれど、著者略歴の”父は太宰治の遺体の第一発見者”という一文がとても気になります。
投稿日:2014.02.01
遠雨子
一つの家族が崩壊していく話。一話ごとに視点が違う。一話を読んだときは「なんだこれ?」と思ったけどその謎が二話め三話めで明らかになっていくのでよかった。しかし勢いがだんだんと失速していく感じがする。途中まではちゃんとつながっていたのに、ぶちぶち途切れていってしまう感じというか。第七話の「こっちだよ」は救われる話だが、どうして恵美ちゃんは真理子を助けに来たのか、という一文が欲しかったな。想像すればわかるんだけど。
投稿日:2013.09.12
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