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森田靖郎 / 祥伝社新書 (3件のレビュー)
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チルチルとミチル
買う前は、 司法通訳の仕事を通して知った日本の中国人社会について書かれている本だと思った。 読んでみてわかったのは、日本の中国人社会で苦しむひとびとのことが書いてあるということ。 中国人も、も…ちろん日本人も。 私の見ている日本は、この社会はいったい日本のなんなのだろう。 またしてもそう思わされる。 裏社会と表社会に線を引くとしたら、 線上みたいな位置づけ。 中国人の問題は中国人が解決する。 そういって走り回るJJの話は、 知識として知っていてもそれを考えてこなかった私のような人を叱責するようだった。 知っているだけでは何も解決しない。 知っているだけでは、どうして中国人の労働者が日本にきて犯罪者になるのかわからない。 そういうことがわかる。 読み物として面白いかといわれれば、 回答に困るが、今読んでみてよかったと思う。 中国に興味がなくても読んでみたらいい。 ここに書いてあることは社会のいろいろな矛盾や格差を書いたものだから。 そして大切なのは読んでから。続きを読む
投稿日:2010.01.08
大沢
日本で犯罪に巻き込まれた外国人は、司法通訳を通じて警察と交渉し、取調べに応じる。中国人の司法通訳はわずかで、彼らは職業柄、日本の中国人社会の裏の裏まで熟知している。本書は有能な一人の司法通訳が重い口を…開いて語った、日本に暮らす中国人たちの夢と現実の物語。続きを読む
投稿日:2008.06.01
耕
ワークングプアの更に下層となりそうな移住外国人、特に中国人犯罪者と弁護士を取り持つ司法通訳による移住者実情話。移住外国人200万人以上の現代日本で、研修生制度利用の外国人の8割は中国人。その過酷な実態…話を新書で。新書ですから一晩で読めます。知っておいた方がいい内容です。続きを読む
投稿日:2008.01.13
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